ロレックス(ROLEX) GMTマスター
ロレックス(ROLEX)のGMTマスターについて
世界を飛び回るパイロット向けに作られたGMTマスター。
1954年~1999年頃に製造・販売されていたGMTマスター1と1982年~現在に至るまで販売されているGMTマスター2が存在します。
そのためGMTマスター1が購入できるのは中古のみ。
そんなGMTマスターの特徴は異なる複数のタイムゾーンが読み取れるということ。GMTマスター1では2つのタイムゾーン、GMTマスター2では3つのタイムゾーンを把握することができます。
昼夜が一目でわかるように、ベゼルが2色に色分けされているのも特徴です。
初代のGMTマスターのベゼルには赤×青のツートンカラーが施され一躍人気を集めました。その後カラーバリエーションが増え、それぞれにペットネーム(愛称)がついています。
「赤×青はペプシ」「赤×黒はコーク」「茶×黒・茶×金はルートビア」「緑×黒はスプライト」とアメリカの飲料のペットネームで呼ばれ、青×黒のモデルは例外的に「バットマン」とアメコミからペットネームがつけられています。
いずれも親しみやすく、カラーのイメージが合致する納得のペットネームです。
GMTマスターの購入を検討するのであれば、レアモデルにも注目してみてください。
ロレックスの中でもGMTマスター2はとくにレアモデルの種類が多いと言われており、中でも有名なのが「ファットレディ」「ソフィア・ローレン」「スティック文字盤」と呼ばれるモデルです。
その他にも様々なレア個体が存在しますが、いずれも流通数が極端に少なく見つけるのは至難の業。特定のレアモデルを探している方は常にリユースショップをチェックするか、入荷予約をしておくことをおすすめします。
これまでに幾度もモデルチェンジを経ているGMTマスター。赤×黒ベゼル、黒ベゼルなどレアモデルでなくても中古でしか手に入らない人気モデルが多く存在します。
また、ロレックスの製造数が需要に追いついておらず、現行モデルであっても入手困難な状況が続いていますが、2022年にはロレックス初のレフティ仕様のGMTマスター2も発売され、これからの動向からも目が離せないモデルです。