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ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)

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ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)について

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、1854年にパリで創業したブランドです。

現在はさまざまなファッションアイテムを取り扱っていますが、創業当時は旅行用鞄の製造・販売を中心に行っていました。

ブランドとして成功を収めるきっかけとなったのが、創業者であるルイ・ヴィトンにより発案されたトランクです。

1800年代後半の交通手段は汽車や船などが主流であり、旅行者のトランクは貨物室内で乱雑に積み込まれていました。

当時のトランクは丸みがあったため、荷物同士を積み上げにくいうえ崩れやすく、輸送中に破損してしまうことも。

そこでルイ・ヴィトンは、荷物を積み上げやすいようにフタが平たいトランクを発案したのです。

中身の水濡れを防ぐため、トランクの素材にはコットンに防水加工を施した生地を使用。軽量かつ機能性の高いルイ・ヴィトン製のトランクは、人々の間で大きな話題を呼びました。

さらに1886年、ルイ・ヴィトンは息子のジョルジュと共に、2個のスプリング式バックルを使った画期的な錠前システムを開発。

泥棒が無理やりこじ開けようとしても、簡単にはフタを開けられない堅牢なトランクを作りあげます。

当時の旅行者はすべての荷物をトランクに入れていたため、防犯性の高いルイ・ヴィトンのトランクは非常に重宝されました。

しかしルイ・ヴィトンは、その人気の高さゆえに次々と生まれる模倣品にも悩まされることになります。

そこで模倣品に対抗する手段として、1888年に生まれたデザインが「ダミエ」です。

ダミエとはフランス語で市松模様の意味。2色の四角形が交互に配置されたシンプルかつ落ち着いた装いは幅広い世代から評価され、現在でも愛され続けるデザインとなりました。

しかし、ダミエを発表したのちにも模倣品はあとを絶たず、1896年には「L」と「V」を組み合わせた「モノグラム」を発表します。

モノグラムは経験を重ねた職人が一つひとつ書き上げる精密さが要求されるため、模倣品を大きく減らすことに成功。

日本の家紋にインスピレーションを受けた美しいデザインはパリ中で話題を呼び、ルイ・ヴィトンを象徴するデザインとなりました。

その後もルイ・ヴィトンの進化は続き、ムギの穂をイメージした「エピ」やカーフスキンにエナメル加工を施した「ヴェルニ」など、さまざまなラインを発表しています。

旅行カバンのブランドとしてスタートしたルイ・ヴィトンですが、現在は財布・キーケース・時計など、多彩なラインナップを取り揃えています。

そして、ルイ・ヴィトンはデザイン性だけでなく、高い機能性や耐久性を大切にしてきた歴史があります。

ファッション性はもちろん長く愛用できるものをお探しの方は、ルイ・ヴィトンのアイテムをぜひ検討してみてください。

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)についての解説記事はこちら