チューダーのレンジャーは、時計愛好家の間で「玄人好みの実用時計」として高い評価を得ているモデルです。
2025年11月には待望の36mmサイズとデューンホワイトが登場し、さらに注目を集めています。
しかし「地味すぎる」「高級感がない」といった声も一部で聞かれ、購入を迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、チューダーのレンジャーの評判を口コミとともに徹底解説します。魅力やおすすめの人のタイプ、中古購入のメリットまでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で常務執行役員として勤務。高級時計、宝石の査定を得意とし、業界で15年以上の豊富な経験を持つ。
現在は「お客様にとっての特別な企業になる」という信念と共に、国内11の店舗を統括している。
目次
チューダーのレンジャーの評判は実際どう?口コミ評判を解説!
チューダー レンジャーの36mmめっちゃいい!特にデューンホワイト!
でも黒文字盤に比べて夜光があんまり乗ってない。 pic.twitter.com/tFixVDchCI— 虎徹 (@kotetsu1016) November 20, 2025
本日はチューダーへ😎
レンジャー36お迎えしてきました🫡
サイズ36でヴィンテージ感のあるオフホワイトでめちゃくちゃ可愛い😍自分的にはエクワンは高級感ありすぎるのでレンジャーぐらいがちょうどいい!
やっぱりレンジャー好きだわ🥺#TUDOR#レンジャー pic.twitter.com/MZj0Bb8JKD
— soure (@sou_ree) November 24, 2025
既出かつiPhone画像ですが、仕様違いということでチューダー レンジャーRef.79950。リリース当時は35万円だったので、まさにミドルレンジの王道といったところ。実勢価格はアッパーミドルですが、オーバーはしてない。ブレスレットの工作精度が非常に高く精度も申し分なし。 #おすすめミドルレンジ時計 pic.twitter.com/QUrfxa8aXd
— K.Iwahashi (@Iwaxasky) January 25, 2023
チューダーのレンジャーは、SNS上で非常にポジティブな評価を集めています。
特に2025年11月に登場した36mmサイズは「凝縮感があり完璧」「袖口への収まりが良い」と絶賛されており、従来の39mmで指摘されていた「少し大きい」という声を見事に解消しました。
新色のデューンホワイトについても「ヴィンテージのクリーム色のような風合いが良い」「黒文字盤とは違う洒落感がある」と好評です。
一方で「夜光が弱い」という指摘もありますが、これはデューンホワイトのインデックスが黒プリントのため横のドットのみが発光する仕様によるもので、昼間の視認性は黒とクリームのコントラストで抜群に優れています。
「地味すぎる」「高級感がない」という声も一部で見られますが、これこそがレンジャーの真価といえるでしょう。
ポリッシュ部分が少なくキラキラしないデザインは、ステータスをひけらかさない「通」の選択として多くのファンに支持されています。
ブレスレットの工作精度や時計としての精度も申し分なく、ミドルレンジの王道として確固たる地位を築いているモデルです。
チューダーのレンジャーの魅力3選!

チューダーのレンジャーが多くの時計愛好家から支持される理由は、実用性とデザイン性の絶妙なバランスにあります。
ここからは、レンジャーならではの魅力を3つに絞ってご紹介します。
魅力1.シンプルでどんなシーンにも合うデザイン
時間を正確に読み取ることに特化した潔いデザインが、レンジャー最大の特徴といえるでしょう。
12・3・6・9のアラビア数字インデックスは視認性に優れ、あえてデイト表示を省いたシンプルな文字盤は、どのような場面でも違和感なく溶け込みます。
ドーム型のサファイアクリスタル風防は、かつてのプラスチック風防を彷彿とさせる柔らかな雰囲気を演出しています。インデックスの夜光塗料には経年変化したようなベージュカラーが採用されており、ヴィンテージウォッチのような味わい深さを新品の状態から楽しめるのです。
新色のデューンホワイトは、単なる白ではなく砂漠の砂のようなサンドベージュに近い色味となっています。
アウトドアファッションやデニムとの相性が抜群で、カジュアルからビジネスまで幅広いスタイリングに対応できる万能さが魅力です。
魅力2.堅牢性と実用性のバランスが高い
レンジャーに搭載されるムーブメントは、チューダーが自社開発したマニュファクチュールキャリバーです。
39mmモデルにはMT5402、36mmモデルにはMT5400が搭載されており、いずれも約70時間のパワーリザーブを誇ります。
金曜の夜に時計を外しても月曜の朝には動いている、いわゆる「ウィークエンドプルーフ」の実用性を備えているのです。精度面ではCOSC認定基準(日差-4〜+6秒)を上回る、日差-2〜+4秒という厳格な社内基準で調整されています。
さらに注目すべきはT-fitクラスプの存在で、工具不要で最大8mm(5段階)の長さ調整が可能です。
夕方の腕のむくみや、服の上からの着用にも即座に対応できるこの機能は、日常使いにおいて非常に重宝します。サテン仕上げが主体のケースとブレスレットは傷が目立ちにくく、気を使わずガシガシ使える「ツールウォッチ」として最高の評価を得ています。
魅力3.流行り廃りに強いベーシックな時計
チューダーのレンジャーには、深い歴史的背景が息づいています。
1952年の「英国北グリーンランド遠征」で使用されたオイスタープリンスの精神を継承しており、「探検家のための時計」というストーリー性を持っているのです。
1960年代に登場した初代レンジャーから、そのデザインコードは大きく変わっていません。流行に左右されない普遍的なスタイルは、10年後も20年後も古臭くならない「一生モノ」としての価値を約束してくれます。
派手な装飾や複雑な機能を持たないからこそ、時代を超えて愛され続ける存在となっているのです。
「これ1本あればどこへでも行ける」という、まさにGADAウォッチ(Go Anywhere Do Anything)の理想形といえるでしょう。
トレンドに振り回されることなく、長く愛用できる時計を探している方にとって、レンジャーは最適な選択肢となります。
チューダーのレンジャーはどんな人におすすめ?評判から分かるタイプをご紹介

レンジャーの評判を分析すると、特定の価値観やライフスタイルを持つ方に特に支持されていることがわかります。
ここでは、レンジャーがおすすめの人のタイプを3つご紹介します。
シンプルなデザインが好き
無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインを好む方には、レンジャーは最適な選択肢です。
デイト表示すらない潔い文字盤は、純粋に時間を知るという時計本来の機能に立ち返ったデザインとなっています。
装飾過多な時計が多いなかで、レンジャーの引き算の美学は際立った個性を放っています。
ファッションにおいてもシンプルなスタイルを好む方であれば、レンジャーは腕元で主張しすぎることなく、さりげない存在感を発揮してくれるでしょう。ビジネスシーンでもプライベートでも、服装を選ばない汎用性の高さは、ワードローブに1本あると非常に重宝します。
「余計なものは要らない」という価値観を持つミニマリスト志向の方に、ぜひ手に取っていただきたいモデルです。
機能性を重視する
見た目よりもスペックを重視する合理的な考え方の持ち主には、レンジャーのコストパフォーマンスが響くはずです。
約70時間のパワーリザーブ、COSC認定を超える高精度、T-fitクラスプによる微調整機能など、実用面での充実度は価格帯を超えた水準にあります。
ロレックスのエクスプローラーと比較されることも多いレンジャーですが、その実用性は遜色ないレベルです。それでいて価格は半額以下という点は、スペック重視の方にとって大きな魅力となるでしょう。
ブランドの知名度やネームバリューよりも、時計そのものの性能にお金を払いたいという方にとって、レンジャーは非常に理にかなった選択です。
道具としての時計を求める実用主義者の方に、自信を持っておすすめできます。
ブランドのステータス性をあまり気にしない
他人からどう見られるかよりも、自分自身の満足感を優先する方にレンジャーは支持されています。
「ロレックスは派手すぎて仕事で使いにくい」と感じるビジネスマンにとって、チューダーの控えめな存在感は理想的です。
ポリッシュ部分が少なくキラキラしないデザインは、高級時計を着けているという主張を抑えながらも、本物の品質を腕元に纏うことができます。時計に詳しい人だけが価値を理解できる、いわば「わかる人にはわかる」という玄人好みの選択といえるでしょう。
「あえてチューダーを選ぶ」というスタイルに共感できる方であれば、レンジャーとの相性は抜群です。
ステータスシンボルとしてではなく、純粋に良い時計を身に着けたいという方に、レンジャーは応えてくれます。
チューダーのレンジャーを買うなら中古もおすすめ!

チューダーのレンジャーをお得に手に入れたい方には、中古品の購入がおすすめです。
39mmモデル(Ref.79950)の新品定価は約51.9万円ですが、中古市場では30万円台中盤から40万円台前半で取引されており、定価より10万円以上安く購入できる可能性があります。
浮いた予算で純正のファブリックストラップを買い足せば、気分やシーンに合わせてブレスレットとストラップを使い分ける楽しみも広がるでしょう。
また、2025年に発売された新作の36mmやデューンホワイトは正規店で品薄状態が続いていますが、中古市場であれば未使用品を含めて出会えるチャンスがあります。
中古品の購入で心配になるのが真贋の問題ですが、信頼できる専門店を選ぶことでそのリスクは大幅に軽減できます。ギャラリーレアでは厳格な真贋チェックを実施しており、安心して購入いただける環境を整えています。
状態の良い中古品を多数取り揃えておりますので、憧れのチューダー レンジャーをお探しの方は、ぜひギャラリーレアのECサイトをご覧ください。
チューダーのレンジャーの評判についてまとめ
まとめ
- チューダーのレンジャーは玄人好みの実用時計として高評価が多い一方、地味さを指摘する声もある
- ミドルレンジの王道として確固たる地位を築いているモデル
- チューダーのレンジャーをお得に手に入れたい方には、中古品の購入もおすすめ
チューダーのレンジャーは、「地味」という評判を「最高の褒め言葉」に変えてしまう魅力を持った時計です。
シンプルでどんなシーンにも合うデザイン、高い堅牢性と実用性、そして流行に左右されない普遍的なスタイルは、多くの時計愛好家から支持を集めています。
2025年に登場した36mmサイズとデューンホワイトの追加により、選択肢はさらに広がりました。細腕の方にもフィットするサイズ感と、ヴィンテージ感あふれる新色は、レンジャーの新たな魅力として注目を集めています。
シンプルなデザインを好む方、機能性を重視する方、ブランドのステータス性よりも本質を大切にする方には、レンジャーは最適な選択肢といえるでしょう。
中古市場では定価よりお得に購入できる個体も多く、初めての本格機械式時計としてもおすすめです。
ギャラリーレアでは厳選されたチューダー レンジャーを取り揃えておりますので、ぜひECサイトでお気に入りの1本を探してみてください。





