ティファニーのオープンハートは、1974年の誕生以来、温かいメッセージを宿したジュエリーとして、世代を超えて支持され続けています。シルバーやゴールド、プラチナといった各素材は、この30年で価格が大きく上昇し、ブランド価値とともに一層の輝きを増してきました。
この記事では、オープンハートの普遍的な魅力に加え、素材ごとの価格推移や30年前と現行モデルの違いを分かりやすく解説します。さらに、価格上昇が続く中で賢く購入するためのポイントも紹介しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で青山表参道店の店長として勤務。高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶ表参道エリアにおいて、お客様の立場に寄り添った丁寧なヒアリング接客を武器に活躍。日・英・仏の3か国語を操り、国内だけではなく海外のお客様からの信頼も厚い。
目次
ティファニーのオープンハートとは?誰もが知る、長年愛され続けているモデル

ティファニーの「オープンハート」は、1974年にデザイナーのエルサ・ペレッティによって誕生した、ブランドを代表するジュエリーです。滑らかな曲線で描かれたハートモチーフには「心を開いて」という意味が込められ、愛や友情を象徴するデザインとして長く愛されてきました。
1980年代には特に人気が高まり、10代・20代女性のステータスアイテムとして定着。身につけていると「それティファニー?」と周囲から声をかけられるほど、当時は大きな存在感を放っていました。
素材はシルバー、K18ゴールド、プラチナなど幅広く展開され、なかでも若い世代にはシルバー素材が人気でした。30年前と比べると価格は上がっていますが、その点については後ほど詳しくご紹介します。
また近年では、SNSやジュエリーブームの追い風もあり、再び10代・20代のファッション誌で取り上げられるなど、リバイバルの動きも見られます。世代を超えて愛され続けるアイコン的存在といえるでしょう。
ティファニーのオープンハートの30年前の定価と現在の価格を比較
ここでは、オープンハートの価格が30年前にどのくらいであったか、現在の価格と比較しながら、その価値について詳しく解説します。
シルバー(SV925)

ティファニー ネックレス メトロ ハート ネックレス ダイヤモンド K18WGホワイトゴールド
| アイテム名 | 30年前 | 現在(2025年) |
|---|---|---|
| オープンハートペンダント(11mm) | 約11,000円 | 約49,500円 |
ティファニーのオープンハート・ネックレスの中で、最も多くの人に親しまれてきたのがシルバー(SV925)モデルです。30年前の価格は約11,000円程度で、当時の大学生や新社会人が背伸びをして購入できるアイテムとして人気を集めました。シンプルで日常使いしやすいデザインに加え、比較的手の届きやすい価格帯が、多くの女性にとって憧れを現実にする存在となっていたのです。
一方、現在の公式価格は49,500円前後(モチーフ11mmのネックレス)と、当時の約4倍以上に値上がりしています。これはシルバーの市場価格上昇に加え、ティファニーが世界的にラグジュアリーブランドとして確固たる地位を築いたことが背景にあります。
価格は上がりましたが、その普遍的なデザインと「心を開いて」というメッセージ性は色褪せることなく、再び若い世代にも注目を集める存在です。30年前に入手した方が大切に保管し続けているのも納得できる、世代を超えて愛される名品といえるでしょう。
プラチナ(Pt950)

| アイテム名 | 30年前 | 現在(2025年) |
|---|---|---|
| オープンハートペンダント(11mm) | 約60,000円 | 約269,500円 |
プラチナ(Pt950)のオープンハートは、30年前からすでにプレミアムな位置づけを持つジュエリーでした。当時の参考価格は約60,000〜70,000円と推定され、ゴールドよりもさらに高価で、贈り物として選ばれることも多かったそうです。
プラチナはその希少性と変色しにくい特性から「一生もののジュエリー」として高い人気を誇り、オープンハートのシンプルなデザインと相まって、洗練された輝きを放っています。現在、11mmサイズのモチーフにダイヤモンドをセッティングしたモデルは269,500円にまで上昇。その理由は、金やプラチナの地金価格の上昇に加え、ティファニーのブランド価値が確立されたことにあります。
中でもプラチナは耐久性と希少性から、永く使える素材としての魅力が高まり、むしろ価値を強めているといえるでしょう。シルバーが入門編とすれば、プラチナは本格派。贈られた人にとって特別な意味を持ち続ける存在です。
K18ゴールド

| アイテム名 | 30年前 | 現在(2025年) |
|---|---|---|
| オープンハートペンダント(11mm) | 約50,000円 | 約247,500円 |
K18ゴールドのオープンハートは、30年前には約50,000〜60,000円程度で販売されていたと推定されます。当時からシルバーに比べて高級感があり、大人の女性や特別な日の贈り物として選ばれることが多いモデルでした。
ゴールドは華やかな輝きを持ち、肌なじみも良いため、身につけるだけでエレガントな印象を与えるのが魅力です。若い世代にとっては少し背伸びした価格帯でしたが、「一生もの」として購入する価値が十分にあるアイテムと認識されていました。
現在、K18ゴールドのオープンハートは247,500円で販売されています。金やプラチナといった地金相場の上昇が価格高騰の大きな要因です。ゴールド系は年齢を重ねても使いやすく、特にピンクゴールドは日本人の肌に合いやすいとされ、シーンを選ばず活躍します。
いずれにしても30年前にゴールドのオープンハートを手にした人にとっては「当時の価格で購入できたのは幸運」といえるでしょう。
ティファニーのオープンハートの30年前と現行モデルの違いは?
ティファニーのオープンハートは、30年前と現在で大きく価格が変化しています。ここではシルバー・プラチナ・ゴールドそれぞれの定価を比較し、その背景や魅力を解説します。
刻印・ロゴ・素材の表記形式

ティファニー ネックレス メトロ ハート ネックレス ダイヤモンド K18WGホワイトゴールド
ティファニーのオープンハートにおける大きな違いの一つが、刻印や素材表記の変化です。30年前のモデルには「TIFFANY & CO. 925」といったシンプルな刻印が一般的で、ブランド名と素材のみが小さく刻まれていました。
しかし現行モデルでは、「©PERETTI」や「SPAIN」などデザイナー名や製造国が加えられ、情報量が増しています。これはブランドの真正性をより強固に証明するための進化といえるでしょう。また、素材表記も「925」「750」「950」といった数字に加え、「AG925」「AU750」「PT950」といった元素記号付きの表記が見られるようになりました。
フォルムとデザインの違い

30年前のオープンハートは、全体的に丸みを帯びた柔らかなフォルムが特徴でした。職人による手作業の仕上げが多く、ひとつひとつの厚みやカーブにわずかな個性があり、温もりのある印象を与えます。軽やかで可憐な雰囲気が魅力でしたが、耐久性の面ではやや繊細な作りでもありました。
一方、現行モデルは滑らかな曲線美を保ちながらも立体感と厚みを強調。磨きや成形の精度が向上し、より均一でモダンな仕上がりに進化しています。時代の感性に寄り添いながらも、オープンハートらしい優美さを継承している点が特徴です。
素材と質感の違い

30年前のモデルでは、スターリングシルバー(SV925)を中心に、手作業による鏡面仕上げが施され、しっとりとした輝きが印象的でした。ゴールドモデルは軽さを追求し、日常使いにも適していました。
一方、現行モデルは金属の純度管理がより厳密になり、前述のように「AG925」「AU750」「PT950」といった表記が採用されています。プラチナやローズゴールドなど素材の選択肢も広がり、酸化しにくく長く艶を保てる仕様となっているのです。品質面での進化が、ジュエリーとしての価値を一層高めていますといえるでしょう。
30年前のティファニーのオープンハートを購入するのにおすすめの方法は?

30年前に比べて大きく価格が上昇したティファニーのオープンハート。現在の定価では手が届きにくいと感じる方も少なくありません。そこで注目したいのが、中古市場での購入です。
なかでも「ギャラリーレア」は、長年の実績を持つブランドリユース店として信頼されており、専門の鑑定士が厳格な真贋チェックを行った正規品のみを扱っています。そのため、偽物の不安なく安心して購入できるのが大きな魅力です。
中古のメリットは価格の手頃さだけではなく、廃盤モデルや希少なヴィンテージ品に出会える可能性があること。新品では手に入らない特別感がそこにあります。
さらに公式通販サイトでは商品の状態が詳細に記載され、美品から味わいあるヴィンテージまで幅広く選べます。定価の高騰で購入を迷う方はぜひ、信頼できるギャラリーレアでの中古購入をご検討ください。
ティファニーのオープンハートの30年前についてまとめ
まとめ
- ティファニーのオープンハートは世代を超えて支持される、温かなメッセージ性のあるデザイン
- シルバー・ゴールド・プラチナと素材ごとの異なる魅力
- 30年前から大幅に価格が上昇し、今なお価値が高まっている
- 年代や素材により刻印や表記が異なり、真贋の判断材料となる
- 新品だけでなく、信頼できる中古市場で希少モデルや廃盤品を入手可能
ティファニーのオープンハートは、滑らかな曲線で描かれたハートに「心を開く」というメッセージが込められた、世代を超えて愛される名品です。シルバーは日常使いに、ゴールドは華やかで肌なじみが良く、プラチナは希少性と耐久性で本格派としての価値を持ちます。年代や素材による価格差や刻印の違いもコレクションの楽しみです。
30年前よりも定価が高騰する中、手頃に入手したい場合は中古市場も選択肢のひとつです。特にギャラリーレアでは専門鑑定士による真贋チェック済みの正規品が揃い、廃盤モデルや希少なヴィンテージも安心して購入できます。ぜひギャラリーレアで自分にぴったりの一品を見つけてみてくださいね。
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