高級腕時計として世界中で愛されているオメガのスピードマスター。その洗練されたデザインと実用性の高さは、ビジネスシーンからカジュアルな場面まで幅広く活躍します。
長く愛用できるスピードマスターだからこそ、革ベルトの劣化やイメージチェンジのためにベルト交換を検討する方も多いでしょう。
今回は、スピードマスターの革ベルトを自分で交換する方法や必要な道具、実際の手順、注意点を詳しく紹介します。
スピードマスターに合うストラップの種類や、よりお得にスピードマスターを購入する方法も併せて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で青山表参道店の店長として勤務。高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶ表参道エリアにおいて、お客様の立場に寄り添った丁寧なヒアリング接客を武器に活躍。日・英・仏の3か国語を操り、国内だけではなく海外のお客様からの信頼も厚い。
目次
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オメガのスピードマスターの革ベルトを交換する前に準備すること

スピードマスターの革ベルトをスムーズに交換するためには、事前の準備がとても重要です。はじめにベルトの交換に必要な事前準備について解説します。
新しいベルトを購入する
はじめに取り組みたいのが、新しい革ベルトの選定です。
スピードマスターに適したベルトを選ぶ際は、ラグ幅(バンド取り付け部の幅)を正確に確認することがとても重要です。プロフェッショナルモデルの多くは20mmですが、モデルによっては19mmや18mmの場合もあるため注意が必要です。
お持ちのスピードマスターの型番をネットで検索したり、オメガ直営店に持参して確認してもらったりすることで、時計の詳細情報を調べることができます。直営店に足を運べない場合は、電話やメールなどで問い合わせるのもいいでしょう。
また、スピードマスターは純正ベルトだけでなく、社外品の高品質なベルトも流通しています。自分好みのデザインや素材(カーフレザー、アリゲーター、スエードなど)を選びたい方は、純正品にこだわらず選択肢を広げてみるのがおすすめです。
ビジネス用にはシックなレザー、カジュアルには柔らかい質感のレザーなど、シーンに合ったスタイル選びもポイントです。
道具を購入する
革ベルトを交換する際には、専用の道具が必要です。日常的な工具などで代用できないこともありませんが、専用工具を使うことで作業効率が高まるだけでなく、時計本体やベルトを誤って傷つけてしまうリスクも軽減できます。
革ベルトの交換には、専用工具の「バネ棒外し(スプリングバーリムーバー)」が必要です。バネ棒外しは、ベルトを固定しているバネ棒を外すための道具で、先端がフォーク状になっているタイプが使いやすく、精密な作業に向いています。ネット通販で200~1,000円程度で購入できます。
また、作業マットもあると、時計を裏返して作業する際、本体に傷がつかないよう配慮しやすくなるため便利です。柔らかい布などで代用することもできますが、マイクロファイバークロスや専用の作業マットがおすすめです。
さらに、精密な作業にこだわりたい方は、拡大鏡や作業用ライトを活用すると良いでしょう。革ベルトの交換では小さなパーツを扱うため、手元がしっかり見えるようにすると作業効率が上がります。
これらのうち、最低限バネ棒外しだけあれば、自宅で革ベルトを交換できます。
道具はネットショップや時計専門店、ホームセンターでも手軽に購入できるので、ぜひ探してみてください。初めて作業する方は、交換キットとして道具一式がセットになっている製品を選ぶのがおすすめです。
オメガのスピードマスターの革ベルトを交換する方法

ベルト交換用の道具と、新しいベルトの準備ができたら、いよいよ交換作業に入ります。スピードマスターの革ベルト交換は、手順さえ守れば自分で行うことが可能です。
ここでは、基本的な交換方法を2ステップに分けて解説します。
バネ棒を取り外す
まずは、現在付いているベルトを外す作業から始めましょう。時計とベルトをつなぐ「バネ棒(スプリングバー)」を外すために、バネ棒外しを使用します。時計本体を裏返し、柔らかい布やマットの上に置いて安定させてください。
次に、バネ棒外しのフォーク状の先端を、ベルトとラグ(時計の取り付け部)の隙間に差し込みます。最後に、バネ棒を内側に押し込みながら、ゆっくりと持ち上げると、ベルトがラグから外れます。
バネ棒は小さくバネの力も強いため、飛んでしまわないように注意しながら作業しましょう。
また、外したバネ棒は新しいベルトにも再利用できる場合があるので、なくさないように保管してください。
ベルトを取り付ける
バネ棒を外したら、次に新しい革ベルトを取り付けます。以下の手順で慎重に作業を行いましょう。はじめに新しいベルトの片側にバネ棒を差し込んだら、バネ棒の片端をラグの穴に合わせ、もう片方をバネ棒外しで押し込みながらラグの内側に収めます。
そのまま「カチッ」と音がするまで軽く押し込み、バネ棒がしっかり穴に固定されていることを確認します。反対側のベルトも同様に取り付けましょう。
取り付け後は、ベルトがしっかり固定されているかを軽く引っ張って確認してください。
バネ棒がうまくはまっていないと、使用中に外れてしまう恐れがあるため、慎重にチェックすることが大切です。
オメガのスピードマスターのストラップにはどんな種類がある?
スピードマスターのストラップを交換することで、雰囲気や使い心地を変えることができます。ここでは、スピードマスターに装着可能な代表的なストラップの種類をご紹介します。用途やスタイルに合わせて、自分にぴったりのストラップを見つけましょう。
革(レザー)

レザーストラップは、オメガのスピードマスターを楽しむうえでもっともクラシック、かつ上品な定番素材です。
カーフレザー(牛革)をはじめ、スエードやヌバックなど、質感やカラーのバリエーションが豊富に揃っており、ビジネススタイルにはもちろん、カジュアルな装いにもマッチします。
特にブラックやブラウンといった落ち着いた色合いは、時計の重厚感をいっそう引き立てるため大変人気があります。
レザーベルトの魅力は、何といっても経年変化(エイジング)を楽しめる点でしょう。一般的に「時計を育てる」といわれるように、エイジングによる独特の変化は、時計に唯一無二の価値を与えます。
使い込むことで徐々に風合いやツヤが増し、自分だけの味わい深い一本へと育っていくのは、時計を長く愛用する楽しみのひとつといえるでしょう。
また、レザーは手首にやさしく馴染む素材のため、長時間の装着でも疲れにくく快適な点も魅力です。
一方で、汗や水に弱いという特性があるため、夏場やスポーツ時の着用には注意が必要です。湿気を避けて保管したり、定期的に専用クリームで手入れをしたりなど、日常的なケアが長持ちのポイントです。
アリゲーター

アリゲーターとは「ワニの革」のことで、数あるストラップ素材の中でも非常に存在感がある、高級感と格式の高さを兼ね備えた素材です。
特に上質なアリゲーター革は、細かく美しいウロコ模様が特徴で、オメガのスピードマスターのようなラグジュアリーウォッチとの相性も抜群です。
フォーマルな場面やスーツスタイルに合わせると、時計全体の印象をぐっと引き締めてくれるでしょう。
また、アリゲーター革は見た目の美しさや存在感だけでなく、耐久性と柔軟性を兼ね備えている点も魅力です。しなやかな素材なので手首にフィットしやすく、使い始めから快適な着け心地が得られます。使い込むことで艶が増し、エイジングを楽しめる点もポイント。
ただし、アリゲーターは希少な素材なため、価格がやや高めである点がネックです。また、革素材なので湿気や汗に弱く、定期的なお手入れが必要な点にも注意。
高温多湿な環境や水に触れる機会が多い場合は避け、使用後には柔らかい布で軽く拭き取るなどのケアを心がけましょう。
ラバーストラップ

ラバーストラップはいわゆるゴム製のストラップで、ベルトに防水性を求める方に選ばれやすい素材です。
たとえば、アクティブなライフスタイルを送る方や、カジュアルにスピードマスターを楽しみたい方、タフな使い方をしたい方などにぴったりのストラップです。
ラバーは汗や水しぶきに強く、お手入れもしやすい素材です。ただしスピードマスターの多くは生活防水レベルのモデルが中心のため、水泳やプールでの使用は基本的に推奨されません。着用後は水分を拭き取り、乾燥させましょう。
また、近年ではスポーティーな機能性だけでなく、デザイン性の高いラバーストラップも増えてきており、デザイン面でも自分好みを探しやすい傾向があります。カラー展開も豊富で、ブラックやネイビー、グレーといった定番色から、差し色として個性を出せる鮮やかなカラーまで多彩に揃っているので、カラフルなベルトをお探しの方やデザイン性の高いベルトをお探しの方には、有力な選択肢になるはずです。
装着感も軽く柔らかいため、手首にしっかりとフィットしやすく、長時間の装着でも疲れにくい点が魅力です。お手入れも簡単で、水洗いや中性洗剤で汚れを簡単に落とせる点も高ポイントです。
ステンレスブレスレット

オメガ スピードマスター レーシング 326.30.40.50.02.001 OMEGA 腕時計
ステンレスブレスレットは、重厚感と高級感を演出しやすい定番のストラップです。
時計本体と同じくステンレス素材で作られているため、全体に統一感が生まれ、スピードマスター本来の魅力を最大限に引き立ててくれる点がポイントです。
このタイプのブレスレットは、耐久性に優れており、長期間使用しても劣化しにくいのが大きなメリットです。水や汗にも強く、日常使いはもちろん、アウトドアやビジネスシーンまで幅広い場面で活躍します。また、磨き仕上げやヘアライン仕上げなど、表面加工の違いによっても印象が変わり、カスタマイズ性の高さも魅力のひとつといえるでしょう。
装着感は、重量があるためしっかりと腕にフィットし、時計の存在感を実感できます。特に金属製のバックル部分は安心感があり、着脱もスムーズです。また、コマの調整によって細かなサイズ変更ができるため、自分の手首にぴったり合わせられるのも利点です。
一方で、冬場に金属が冷たく感じる点や、長時間の装着で疲れやすいと感じる方もいるかもしれません。
ステンレスのブレスレットは、特にスピードマスターの高級感や重厚感を存分に楽しみたい方におすすめです。
NATOストラップ

NATOストラップは、戦闘を想定して英国国防省(MOD)が開発した高耐久性能を有するベルトで、主な素材としてナイロンが採用されているものが多いですが、木綿や皮革などが使われているものもあります。
シンプルな構造と高い実用性を兼ね備えたストラップで、機能性・デザイン性ともにスピードマスターとの相性も抜群。水や汗に強く、アウトドアや夏場の使用にも最適です。
NATOストラップの魅力のひとつは、カラーバリエーションとデザインの豊富さです。ブラックやネイビーなどの定番色に加え、グレーとブラックの「007ボンドカラー」や、ストライプ柄、迷彩柄など、個性を演出しやすいデザインが豊富なのがメリットといえるでしょう。
1本あたりの価格が比較的手頃であることから、複数本を揃えて気分やシーンに応じて付け替える楽しみ方もあります。
装着方法も独特で、時計本体の裏側をストラップが通る構造のため、万が一バネ棒が片側外れても時計が落下しにくいという安心感があります。
一方で、ラグとケースの間にストラップが通るため、時計本体の厚みがストラップ分だけ増すというデメリットもあります。また、ビジネスやフォーマルな場面では、ナイロン素材がややカジュアルすぎると感じる方もいるかもしれません。
アクティブな場面でカジュアルに使いたい方や、手元で個性を演出したい方におすすめです。
オメガのスピードマスターの革ベルト交換で失敗しないための注意点

オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル 310.30.42.50.01.002
革ベルトの交換は比較的シンプルな作業ですが、油断すると時計やベルトを傷つけてしまうこともあります。ここでは、スピードマスターの革ベルト交換を、安全かつ確実に行うための注意点を紹介します。作業前にしっかりと確認しておいてくださいね。
ラグ幅を事前に必ず確認する
革ベルトを交換する際にもっとも重要なのが、ラグ幅(時計本体とベルトの接続部分の幅)を正確に把握することです。
ラグ幅が合っていないベルトを購入すると、取り付けができなかったり、無理に装着して時計本体やベルトを傷めてしまう恐れがあります。
スピードマスターには複数のモデルがあります。一般的には20mmのラグ幅が主流ですが、モデルによって異なるため必ず確認しましょう。
確認方法は「新しいベルトを購入する」の項で解説した通りですが、問い合わせが難しかったり、急いで確認しなければならなかったりする場合は、ノギスや定規などで測定して確認する方法もあります。
ラグ幅にぴったり合うベルトを選ぶことで、見た目にも美しく、装着時の安定感も向上します。特に純正ベルトでなく社外品を選ぶ場合は、サイズ表記をよく確認し、誤差のないよう十分に気を付けましょう。
ラグ部分を保護する
ベルト交換作業中に意外と多いのが、ラグ(ベルト取り付け部分)に傷をつけてしまうというトラブルです。
特に金属製のバネ棒外しが滑ってラグに当たってしまい、細かいキズが入ってしまうというパターンは、ベルト交換でよくあるトラブルなので注意しましょう。
おすすめの対策として、ラグ部分にマスキングテープやセロハンテープをあらかじめ貼っておくという方法があります。これにより、工具が直接ケースに触れるのを防ぎ、キズのリスクを大幅に軽減できます。特に初めて作業する方や慣れていない方は、このひと手間を加えるだけで安心感が大きく違ってきます。
また、作業中に時計が滑らないように、柔らかい布や作業用マットの上で行うのもポイントです。本体をしっかり安定させることで、不要な力が加わりにくくなり、ミスのリスクを下げられます。
スピードマスターは高級時計ですので、少しの傷でも後悔の原因になりかねません。しっかりと事前準備を整えてから、ベルトの交換にのぞみましょう。
バネ棒がしっかりとはまっているか確認する
革ベルトの取り付け作業が完了したら、最後に必ず確認しておきたいのが「バネ棒が正しくラグの穴にはまっているかどうか」です。
この確認を怠ると、装着中にベルトが外れてスピードマスター本体を落下させてしまうなど、重大なトラブルにつながる恐れがあります。
確認方法はシンプルで、ベルトを軽く引っ張ってみるだけです。左右にぐらつかないか、しっかりと固定されているかを確かめましょう。
カチッと音がして取り付けたつもりでも、片側だけが浮いていたり、バネ棒の先端が穴に完全に入っていない場合があります。集中して注意深く作業しているつもりでも、意外と見落としてしまいがちなポイントなので、取り付け後の最終チェックを必ず行いましょう。
また、バネ棒自体が曲がっていたり、バネの強度が落ちていたりすると、正常にはまらない場合もあります。バネ棒に劣化が見られる場合は無理に再利用せず、新品のバネ棒に交換するのがおすすめです。
オメガのスピードマスターを安く購入するならどこがおすすめ?

オメガ スピードマスター マーク40 3513.33 OMEGA 腕時計 シルバー文字盤
オメガのスピードマスターは、洗練されたデザインと信頼性の高さから、長年にわたり世界的な人気を誇る高級腕時計です。正規店で購入すると、価格もそれなりに高額になります。
スピードマスターを少しでもお得に手に入れたいと考えている方には、信頼できる中古・並行輸入時計専門店での購入がおすすめです。
ギャラリーレア公式通販サイトでは、オメガをはじめとする高級ブランド時計を多数取り扱っています。実績豊富な専門店なので安心してご利用いただけるほか、新品同様の美品からヴィンテージモデルまで幅広いラインナップを取り揃えているため、ぜひお気に入りの一本を探してみてください。
オメガのスピードマスターの革ベルト交換についてまとめ
まとめ
- スピードマスターの革ベルト交換は自分でできる
- 革ベルトを交換するには事前準備が重要
- スピードマスターを手軽に購入するならギャラリーレアがおすすめ
オメガのスピードマスターは、ストラップを交換することで印象や使用感を大きく変えることができます。特に革ベルトは、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで活躍するだけでなく、経年変化による味わいも楽しめるのが魅力です。
複数の革ベルトを定期的に交換し、それぞれの育ち具合を楽しむのもいいですね。
本記事で説明したとおり、革ベルトの交換には「新しいベルト」と「専用工具」が必要です。また、事前準備をしっかり行い、時計本体を傷つけてしまわないよう配慮することも重要です。
また、これからスピードマスターの購入を検討している方は、豊富なラインナップを取り揃えているギャラリーレアがおすすめです。
ギャラリーレアは銀座・新宿・名古屋・大阪・神戸などに店舗を構えているほか、オンラインショップをご利用いただくこともできます。
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