セイコーのアストロンの偽物の見分け方は?本物との違いや安心して購入する方法もご紹介 - 中古・新品ブランド販売ギャラリーレア公式通販

セイコーのアストロンの偽物の見分け方は?本物との違いや安心して購入する方法もご紹介

セイコーのアストロンの偽物の見分け方は?本物との違いや安心して購入する方法もご紹介

セイコーが誇る最先端技術を結集した「アストロン」。

世界初のGPSソーラーウオッチとして10万年に1秒の精度を実現したこのモデルは、その高い人気から精巧な偽物も出回っています。

本記事では、プロが実践する5つの鑑定ポイントと、偽物を避けて安心して購入する方法を詳しく解説します。

大決算SALE
この記事を監修した鑑定士
米津 圭敏
LA部 部長米津 圭敏

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」でLA部部長として勤務。業界屈指の激戦区である大阪エリアにおいて10年以上のブランド買取経験を持つ。
日本流通自主管理協会(AACD)の認定査定士として、ブランドに対する確かな知識とお客様に寄り添ったサービスを武器に第一線で活躍している。

セイコーのアストロンとは?どんなモデル?

セイコーのアストロンの偽物の見分け方は?本物との違いや安心して購入する方法もご紹介

セイコー アストロン SBXC117 SEIKO 腕時計 シルバー文字盤 

1969年に世界を驚かせたクオーツ アストロンの名を受け継ぐ、セイコーのフラッグシップモデル「アストロン」。

世界初のGPSソーラーウオッチとして、GPS衛星の原子時計から時刻情報を自動受信し、常に正確な時刻を表示する革新的な機能を搭載しています。

この原子時計の精度は10万年に1秒という驚異的なもので、まさに時計技術の到達点と呼べるレベルです。

多くのモデルには、セイコーが独自に開発したチタン素材「ブライトチタン」が使われています。ステンレスと比べておよそ4割ほど軽く、純チタンよりも高い硬度を実現しているため、軽さと傷つきにくさを両立した素材と言えます。

金属アレルギーの心配も少なく、長時間の装着でも快適です。

ベゼルには高級感と優れた耐傷性を持つセラミックを採用したモデルも多数ラインナップ。現行モデルの定価は13万7500円のエントリーモデルから、限定モデルなどでは35万円を超えるものまで幅広く展開されています。

中古市場でも人気は高く、5万円台から20万円を超える限定モデルまで活発に取引されています。8Xシリーズ、5Xシリーズ、ネクスターシリーズなど、それぞれに特徴的な機能とデザインを持つコレクションが展開されており、技術とデザインの両面でセイコーの哲学を体現する時計といえるでしょう。

セイコーのアストロンの偽物の見分け方を5つのポイントで解説!本物との違いは?

セイコーのアストロンの偽物の見分け方は?本物との違いや安心して購入する方法もご紹介

セイコー アストロン 大谷翔平 2019 1700本限定モデル SBXC017 SEIKO 腕時計 

精巧な偽物が出回るアストロンですが、プロの鑑定士が着目する5つのポイントを知れば、本物と偽物を見分けることが可能です。

以下、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

1.ロゴ・文字盤の仕上げ

多くの現行モデルでは、「SEIKO」ロゴは金属製の別パーツを文字盤に取り付ける「植字(しょくじ)」という技法で仕上げられています。

エッジがシャープで立体的、表面の研磨も美しく光を反射する高級感あふれる仕上がりが特徴です。

これに対して偽物は、単なる印刷で済ませているケースが多く、植字であってもエッジが丸く太っていたり、表面が荒れていたりする粗雑な作りになっています。

「ASTRON」やその他の文字についても、本物は一文字一文字が鮮明で、インクの滲みや文字の潰れは一切ありません。偽物では印刷技術の限界から、文字の輪郭がぼやけていたり、細部が潰れて判読しづらくなっている場合があります。

ソーラーモデルの場合、文字盤は太陽光を透過させる特殊な素材で作られています。本物は高い質感と透過性を見事に両立させていますが、偽物はチープなプラスチックのような質感で、光の透過性が考慮されていないため、ソーラー充電機能自体が正常に作動しないこともあります。

2.モデル番号やシリアル番号の刻印

時計の裏蓋を確認すると、キャリバー番号(8X53、5X53、8B63など)と個体を識別するシリアル番号が刻印されています。

これらの番号は、その時計の身分証明書ともいえる重要な要素です。

本物のアストロンでは、レーザー刻印技術により深く鮮明に刻まれており、フォント(書体)も完全に統一されています。文字の深さは均一で、どの角度から見ても読み取りやすいのが特徴です。

一方、偽物は刻印が浅く、文字のフチがぼやけていたり、正規品とは明らかに異なるフォントが使用されていることが多いです。

特に注目すべきは刻印の深さです。本物は指で触っても明確に凹凸を感じられるほど深く刻まれていますが、偽物は表面的な刻印に留まり、経年劣化で薄れてしまうこともあります。

3.ダイアルやインデックスや針などの仕上げ

精密な時計製造において、細部の仕上げは品質を左右する重要な要素です。

本物のアストロンでは、インデックス(時刻を示す目盛り)や針のエッジが職人の手により丁寧に面取り・研磨されており、どの角度から見ても美しい輝きを放ちます。

ルーペで拡大して観察すると、その違いは歴然です。

本物は針のフチが滑らかに仕上げられているのに対し、偽物はコスト削減のため研磨工程を省略し、「バリ」と呼ばれるギザギザが残っていることがあります。

夜光塗料(ルミブライト)の塗布状態も重要な判別ポイントです。本物は枠内に均一かつ丁寧に塗布され、暗闇でも美しく発光します。偽物は塗布にムラがあったり、枠からはみ出していたり、発光自体が弱いか全くしないケースもあります。

4.素材や重さの質感

アストロンの真贋を見極める上で、最も重要かつ確実な鑑定ポイントが「重さ」です。

多くのアストロンに採用されているブライトチタンは、ステンレスの約60%という圧倒的な軽さが最大の特徴です。この革新的な素材こそが、長時間の装着でも疲れない快適性を実現しています。

本物のブライトチタンモデルを手に取ると、その大ぶりな見た目に反して「驚くほど軽い」という感覚を覚えます。

もし「見た目通りの重さ」や「ずっしりとした重量感」を感じたら、それは偽物である可能性がかなり高いサインと考えられます。偽物はコストのかかるブライトチタンを再現できず、安価なステンレススチールで代用しているためです。

ベゼルにセラミックが使われているモデルでは、素材の質感も重要です。本物のセラミックは硬質で傷がつきにくく、独特の深い光沢を持っています。

偽物は塗装や安価なプラスチックで代用しているため、光沢感が全く異なり、使用により簡単に傷がついてしまいます。

5.付属品の有無

正規品のアストロンには、純正の外箱、内箱(ボックス)、取扱説明書、保証書が付属します。

これらの付属品も真贋判定の重要な要素となります。

付属品が一切ない「現品のみ」の個体は、たとえ価格が魅力的でも注意が必要です。ただし、精巧な偽物には偽造された箱や保証書が付属する場合もあるため、箱のロゴ印刷の精度、保証書の紙質やフォントなども慎重に確認する必要があります。

保証書に記載されたモデル番号やシリアル番号が、時計本体の裏蓋の刻印と完全に一致しているかの確認は必須です。数字一つでも異なっていれば、偽物の可能性が高いと判断すべきでしょう。

また、正規の保証書には特殊な印刷技術が使われており、コピー防止の工夫が施されています。

セイコーのアストロンの偽物を購入しないための注意点はある?

セイコーのアストロンの偽物の見分け方は?本物との違いや安心して購入する方法もご紹介

セイコー アストロン商品一覧 

高額な時計だからこそ、偽物を掴まされるリスクは絶対に避けたいものです。

ここでは、偽物を購入してしまわないための3つの重要な注意点を解説します。

価格が極端に安い商品には注意

魅力的な価格設定には必ず理由があります。

いわゆるスーパーコピー品と呼ばれる精巧な偽物は、3万円から3万2000円程度で販売されているという情報があります。

本物の定価が最低でも13万7500円以上、中古相場でも最も安価なモデルで5万円前後であることを考えると、この価格差は歴然としています。

中古相場を大幅に下回る価格で販売されている個体は、偽物である危険性が極めて高いと判断すべきです。人気モデルの中古相場は7万円から10万円以上が中心となっており、これより著しく安い価格設定には必ず裏があると考えるべきでしょう。

「掘り出し物」や「特別価格」という言葉に惑わされず、適正価格を把握しておくことが重要です。本物の価値あるアストロンが、相場を大きく下回る価格で売られることはまずありません。

フリマアプリ等の購入はなるべく避ける

個人間取引の手軽さが魅力のフリマアプリやオークションサイトですが、高級時計の購入には大きなリスクが伴います。

個人が出品するという性質上、偽物が紛れ込む可能性が常に存在し、出品者自身も偽物と知らずに販売しているケースもあります。

写真だけで真贋を判断することは、プロの鑑定士でも困難です。

出品画像は本物でも、実際に送られてくる商品が偽物であるという詐欺のリスクも存在します。特にアストロンの真贋判定で最も重要な「重さ」や「質感」、GPS電波の受信機能は、オンライン上の取引では確認が不可能です。

返品や返金の保証がない個人間取引では、偽物を掴まされても泣き寝入りするしかない場合がほとんどです。高額な買い物だからこそ、リスクの高い購入方法は避けるべきでしょう。

信頼できる販売店を選ぶ

安心して本物のアストロンを手に入れるためには、信頼できる販売店選びが最も重要です。

1979年創業など、長年の運営実績がある専門店は、その歴史自体が信頼の証といえます。

古物商の認可を正式に受けて営業している店舗であることも重要なポイントです。真贋鑑定を専門に行う鑑定士が在籍し、鑑定プロセスを明確にしている店舗なら、偽物が紛れ込む余地はありません。

最も重要なのは「本物保証」の有無です。「万が一、偽物であった場合は全額返金」という明確な保証を打ち出している店舗なら、購入者は一切のリスクを負うことなく、安心して購入できます。

このような保証は、店舗側の鑑定力への自信の表れでもあります。

セイコーのアストロンの偽物を避けるには?安心して購入できる方法はある?

セイコーのアストロンの偽物の見分け方は?本物との違いや安心して購入する方法もご紹介

セイコー 腕時計

セイコー商品一覧 

偽物を見分ける知識を身につけることも重要ですが、素人判断には限界があり、偽造技術も日々進化しています。

偽物を掴むリスクを完全にゼロにする最も確実な方法は、偽物が紛れ込む余地のない、信頼できる専門店を選ぶことです。

ギャラリーレアでは、商品がお客様の手に渡るまでに7回以上の徹底した真贋チェックを実施しています。

1979年創業の私たちは、40年以上にわたり高級ブランド品を取り扱ってきた実績があります。長年培った鑑定眼と信頼性で、お客様の大切な買い物をサポートさせていただきます。

フリマアプリで3万円の偽物を買うリスクを考えれば、価格が適正で、かつ100%の本物保証と返品保証まで付く当店を選ぶことは、現実的で、安心して選べる方法と言えます。

セイコーのアストロンの偽物の見分け方についてまとめ

まとめ

  • セイコー アストロンはGPSソーラー搭載の高精度フラッグシップモデル
  • ロゴや文字盤、刻印、針や重さ、付属品の5つのポイントで偽物を見分ける
  • 定価や中古相場を大きく下回る激安品は偽物リスクが極めて高い

セイコー アストロンは、GPSソーラー機能やブライトチタン素材を駆使したセイコーの最高峰モデルです。

その革新的な技術と高い人気から、3万円程度で販売される精巧な偽物も多く出回っており、特に「重さ」「刻印」「仕上げ」が重要な鑑定ポイントとなります。

フリマアプリなどでの素人判断は極めて危険であり、偽物を掴まされるリスクが常に付きまといます。安心して本物のアストロンを手に入れるには、ギャラリーレアのような、真贋鑑定と全額返金保証を提供する専門店の利用が不可欠です。

さらに、中古品でも自己都合で返品可能な「安心保証」があるため、オンラインでも失敗のない買い物が可能です。

大切な時計選びで後悔しないためにも、確かな鑑定眼と保証体制を持つ当店で、本物のアストロンとの出会いをお楽しみください。豊富な在庫の中から、きっとお客様にぴったりの一本が見つかるはずです。

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