30万円台で購入できるロレックス時計10選！選び方や購入方法・注意点まで解説！

1905年に誕生したロレックスは、創業以来「オイスターケース」「デイトジャスト機構」「自動巻き機構」を発表し、腕時計業界に革命を起こしました。

洗練された美しいデザインと確かな性能の両方を追求し、革新的なモノづくりを行うロレックスは、常に時代の中心にいます。

その人気から普遍的な価値があり、近年は投資を目的にロレックスを購入する人もいるほどです。特に男性は、「一生に一度はロレックスの時計を手にしたい」と考える人も多いでしょう。高額なラインは難しくとも、「30万円台なら頑張れる」ということもあるはずです。

ここでは、30万円台で購入できるロレックス時計10選、選び方や購入方法について詳しく解説します。

30万円台で購入できるロレックス時計の選び方を解説！

30万円台で購入できるロレックスは限られていますが、選び方次第では品質やデザインに優れた一本を手に入れることも可能です。

今回は、限られた予算内で賢くロレックスを選ぶためのポイントを詳しく解説します。

ヴィンテージモデルを狙う

昨今、ハイブランドは相次いで値上げを発表しており、ロレックスも例外ではありません。現在、ロレックスはどのアイテムも値段が高く、新品で30万円台のものを探すのは困難です。しかし、リユース品であれば30万円台で購入が可能です。

30万円台で購入できるロレックスは、多くが90年代に発売されたもの。「古いモデルだと流行遅れになるのでは」と思うかもしれませんが、ロレックスは外見に大きな変化を加えません。

これは、ロレックスが普遍的な美しさにこだわるためです。いつの時代に購入しても美しく、魅力的な点がロレックスの価値を高めています。

また、ロレックスのヴィンテージアイテムは人気が高く、それぞれの時計にファンがいます。今後に価値が上昇し、30万円を超えるプレミア価格になる可能性もあり、ねらい目です。

ただし、ロレックスの価格が上昇するにつれ、ヴィンテージアイテムも値上げの傾向にあります。欲しい時計がある場合は、早めの購入をおすすめします。

年代とムーブメントで価値を見極める

30万円台でロレックスを手に入れたい場合は、年代とムーブメントをチェックしましょう。ロレックスは100万円を超えるものも珍しくありませんが、細かくチェックすれば30万円台で購入できる時計も見つかります。

おすすめは、1970年代に発売されたロレックス。アンティークロレックスの中には、プレミアがつき当時より高額なものも多いです。

一方で、30万円台で購入できるモデルも多く、「安くロレックスを手に入れたい」という方におすすめです。

また、ドレスタイプのロレックスも安価で購入できるモデルのひとつ。ドレスタイプは気品漂うデザインが多く、人気モデルとは異なる魅力があります。他にも、レディースモデルは比較的安く手に入る傾向があります。

相場が安定している型番を選ぶ

30万円のヴィンテージロレックスを購入する際は、相場が安定しているモデルを選ぶことが必要です。人気モデルの場合は、価値が上昇することを見込んでモデルを選びます。しかし、30万円のロレックスを選ぶ際は、価値が維持できるモデル選びが重要です。

過去の価格も調べ、価格の変動が少ないモデルをチョイスしましょう。価格変動が少ないモデルは、資産としても価値があります。

ロレックス人気のひとつが、「普遍的な価値があること」ですので、ぜひ相場にも注目しながらモデルを選んでみてください。

30万円台で購入できるロレックス時計10選！

ロレックス オイスターパーペチュアル デイト D番 79160 ROLEX 腕時計

ヴィンテージロレックスの中には、30万円台で購入できるモデルも存在します。ここでは、おすすめのヴィンテージモデル10選を紹介します。

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6517

参考価格：398,000円

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6517はレディースモデルとして登場した逸品。サイズは26ミリでスタイリッシュなデザインが特徴です。素材や状態にもよりますが、398,000円と比較的安く購入できます。

1960年代に製造されており、古いモデルながらも存在感は十分。特にブルーの文字盤は希少性が高く、コレクターからの支持も厚いです。女性の手を美しく魅せる時計でもあり、現在も美しさは色あせていません。

「パーペチュアル」には「途切れない」「永遠」という意味があり、時計の自動巻き機構を表しています。独自に開発した「オイスターケース」に搭載したことから、「オイスターパーペチュアル」と呼ばれています。

ロレックス三大発明は「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」のうち、2つを搭載した時計となります。ロレックスの歴史を知る上でも、貴重なモデルと言えるでしょう。

ロレックス エアキング Ref.5500

参考価格：358,200円

ロレックス エアキング Ref.5500は1950年代後半に発表されたモデルです。素材・機能や状態にもよりますが、30万円台で購入可能な時計のひとつです。

エアキングは「シンプルさ」を追求したモデルとされ、文字盤やケースに余計な装飾は一切ありません。防水性など必要最低限の機能を搭載し、カレンダー機能も外しています。ロレックスにカレンダー機能がないのは意外かもしれませんが、時折生じる修正の作業から解放されるメリットがあります。

外見・機能を最大限にシンプル化したエアキングは、ロレックスの中では価格も安め。新品は現在生産終了しておりますが、中古品で30～90万円台で購入が可能です。しかし、安価に見えるわけではないところに、ロレックスらしさがあります。「余計な機能はいらない、シンプルで無骨なモデルが欲しい」という方におすすめです。

ロレックス チェリーニ

参考価格：378,000円

チェリーニはロレックスのドレスウォッチです。デイトナやサブマリーナなど、スポーティで華やかなモデルとは一線を画し、繊細な美しさを持つ点が特徴です。また、通常のロレックスとは異なり、防水機能がありません。

チェリーニは1920年代に登場し、当初は角型ケースでした。医師への贈り物として開発されたことから、ドレッシーさが際立ちます。また、革製ベルトを用いる点も他のモデルと異なり、ロレックスでは珍しいデザインといえるでしょう。

チェリーニはコアな人気があり、すでにプレミアがついているモデルもたくさんあります。しかし、一部のアイテムは30万円台での購入が可能です。

ロレックス オイスターパーペチュアルデイト Ref.1500

参考価格：190,080円

ロレックス オイスターパーペチュアルデイト Ref.1500は、ロレックス三大発明より「オイスターケース」「パーペチュアル（自動巻き機能）」を搭載したモデルです。ロレックスの基本が詰まったモデルであり、「まさに原点」と語る人も少なくありません。

また、カレンダー機能がついている点も、このモデルの大きな特徴です。

華やかさよりシンプルさと実用性を重視しており、どのような人の腕にも馴染む点が特徴。メンズモデルの中でも34ミリと小さいため、あらゆるシーンで使用できます。メンズだけでなく、存在感ある大きめの時計を求める女性にも相応しいでしょう。

ビジネスシーンでもプライベートシーンでも活躍してくれ、ひとつ持てば重宝するモデルです。

ロレックス デイトジャスト 31mm

参考価格：360,600円

デイトジャストは、ロレックスの三大発明とされる「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」をすべて搭載した王道モデル。フルーテッドベゼル（山形のギザギザ）にジュビリーブレスを使用している点も、「最もロレックスらしいモデル」とされる理由です。

まるで王者のようなビジュアルは、いつの時代もファンを惹きつけてやみません。

ロレックスは1945年に誕生して以来、常に強い関心と人気を得てきました。これまでに何度もマイナーチェンジを繰り返しましたが、デザインはほぼ変わっていません。ロレックスの象徴として、普遍的なビジュアルを守り続けている点も、根強い支持の理由とされています。

雨の日でも使用しやすい金属ブレスレットを採用し、実用性も抜群。美しさと使いやすさが共存する点も、極めてロレックスらしいと言えるでしょう。

デイトジャストの価格は基本的に100万円を超えますが、古いモデルなら30万円台のものも見つかります。しかし、100万円以下のモデルは極めて少数なため、値上げ前の購入をおすすめします。

ロレックス オイスターデイト Ref.6694

参考価格：378,000円

ロレックス オイスターデイト Ref.6694は、1950年代後半～1980年代前半の約30年にわたり製造されたモデルです。シンプルな文字盤とケースに、ペンシル針とバーインデックスを採用したシンプルさが特徴。しかし、ロレックスのシンボルとされる王冠が、しっかりと高級時計の存在感を放ちます。

製造された時期により、わずかなデザイン変更が見られる点も特徴。ブラッシュアップをしつつも大きな変更は見られず、微妙な差を愛するコレクターも多いです。特に人気があるのは黒い文字盤のモデル、楔形インデックスとアルファ針を持つモデルです。

すでに廃盤となっていますが、現在は30万円台でも購入でき、相場は安定しています。しかし、すでに古いモデルであり、市場の数が減少する可能性も。個体数の減少により、価格が上がる可能性は十分にあるでしょう。

ロレックス プレシジョン Ref.6426

参考価格：369,756円

ロレックス プレシジョンは、クロノメーター認定を受けていないムーブメントを搭載した時計です。一時期は時計に「プレシジョン」の表記がありましたが、クロノメーター搭載モデルが一般化するとともに、表記は消えました。

現在のロレックスはすべてクロノメーター搭載のため、プレシジョンを見ることはできません。

新品ではすでに見ることが叶わないモデルだからこそ、プレシジョンはコアな人気があります。ロレックスの人気を辿る上で欠かせないプレシジョンは、ヴィンテージアイテムとして大きな価値があります。

今後の値上がりも期待できるため、この機会に手に入れておくといいでしょう。

ロレックス バブルバック

参考価格：325,000円

ロレックス バブルバックは、1930年～1950年にかけて製造された防水性能付きの自動巻き腕時計です。現在は防水機能（オイスターケース）と自動巻き（パーペチュアル）はロレックスの定番機能となりましたが、そこに至るまでに多くの試行錯誤を繰り返しました。

名前の由来は、ケースが泡のように膨らんで見えることから。手巻きのムーブメントに自動巻きのシステムを加えたため、このようにふくらみのある形状となっています。その中でも最大限に薄くなるよう工夫したところに、当時のロイレックスの試行錯誤が詰まっています。この特徴も、バブルバックならではと言えます。

すでにロレックスの既存モデルからは消えたモデルですが、ブランドリユース市場では購入が可能です。こちらも今後の値上がりが予想されるため、早めの購入がおすすめです。

ロレックス カメレオン

参考価格：348,000円

カメレオンは、1930年～1950年に作られた女性用の腕時計です。時計の裏にバンドを通し、交換しながら様々なカラーを楽しめます。ベルトの色を気軽に交換できる点から、
「カメレオン」の名称がつけられました。可愛らしい外見からは、現在のスタイリッシュなロレックスは想像できないかもしれません。

サイズは15ミリほどと、女性用の腕時計の中でもかなり小さめ。対して厚みは8ミリあり、存在感あるデザインが特徴です。ケースの種類も数多く発売されており、自分に合うものを選ぶ楽しみがあります。

過去に人気ドラマ二使用された背景から、日本で爆発的な人気を獲得しました。

革のバンドは現在もロレックスで販売されていますが、徐々にカラー数が絞られてきています。もし豊富な種類から選びたい場合は、ブランドリユース店が強い味方になるでしょう。

ロレックス スピードキング

参考価格：319,000円

スピードキングは、オイスターケースを用いた小さめサイズの時計です。30ミリと小ぶりな点から、「ボーイズサイズ」と言われることも少なくありません。現在のロレックスは自動巻きであることが当たり前ですが、スピードキングは手巻きである点に違いがあります。

すでに廃盤となったモデルですが、ロレックスが試行錯誤を繰り返した証として、堅調な人気を維持しています。30ミリのケースも人気を呼び、コレクターアイテムとして紹介されることも。今後、間違いなくレア度が高まるでしょう。

ロレックス時計を30万円台で購入する際の注意点３選！

30万円のロレックスを選ぶ際には、いくつかの注意点を踏まえる必要があります。ここでは、購入時に意識したい3つの注意点について解説します。

偽物のリスクを常に疑う

ロレックス購入の際は、常に偽物のリスクを意識する必要があります。高額で人気が高いロレックスは、いつの時代も偽物が作られてきました。時代が進むにつれ、偽物の精度は格段に上がっており、一見しただけでは判別できないこともあります。

直営店で販売される新品であれば、偽物を手にすることはありません。しかし、一度人の手に渡ったヴィンテージロレックスに関しては、「偽物を手にする可能性」を意識することが必要です。

ヴィンテージロレックスを購入する際は、信頼できる店を探しましょう。経験豊富な買取スタッフが在籍していること、扱う商品数が豊富なことをチェックしてください。

純正以外の部品の有無を伝えているか、オーバーホールや外装仕上げが行われているかも大切なチェックポイントです。信頼性の高い店ほど、偽物に触れる可能性は低くなります。

価格よりも信頼できる店舗を優先する

ヴィンテージロレックスを購入する店を選ぶ際は、価格の安さより信頼できる店を選びましょう。

例えば、フリマアプリやオークションサイトには、安価なロレックスがたくさん出品されています。誰しも、「少しでも安い価格で購入したい」という気持ちは当たり前にあります。

しかし、ロレックスにおいては、安価なものほど偽物の可能性が高まる点を忘れてはいけません。安さにつられて購入した結果、偽物だったという可能性もあるのです。

悪質な業者を避けるためにも、ロレックスの購入は、安さよりも信頼できる店を優先することが必要です。

信頼できる店かを判断するときは、口コミサイトが助けになります。口コミは実際に店を利用した人が書き込むため、良質な店選びの指標になるでしょう。口コミが多く、ポジティブな感想が多い店をおすすめします。

また、店の雰囲気やスタッフの対応能力も、チェックしたいポイントのひとつです。雰囲気が明るく、疑問に対し真摯に回答してくれるお店が理想です。実店舗なら、商品に直接触れさせてくれるかどうかも、見ておく必要があります。

何より、疑問点を積極的に質問でき、気持ちよく回答してくれる店がいいでしょう。30万円の買い物は決して安くありません。後悔のない買い物ができるよう、応援してくれる店との出会いを探してください。

過度な値引き交渉には注意する

誰しも「ロレックスを安く購入したい」という気持ちは同じですが、過度な値引き交渉には注意が必要です。

ロレックスは常に高い人気があり、値引きをしなくても購入したい人はたくさんいます。直営店が値引きをしないのはもちろんですが、ブランドリユース店でも値引きはほぼありません。無理に値引きを要求すると、悪質な客とみなされ、店側から敬遠される可能性もあります。

値引きが可能だとすれば、複数の商品購入時に端数を値引きするなどのサービスでしょう。それも、店側が言い出さない限り、こちらから言い出すことは避けることがマナーです。基本的に、「ロレックスには値引きがない」と考えておくことをおすすめします。

ロレックス時計を30万円台で購入するならどこがおすすめ？

ロレックス デイトジャスト41 ランダムシリアル ルーレット 126300 ROLEX 腕時計 

高額な時計の代名詞となったロレックスですが、探せば30万円台のモデルも見つかります。ただし、新品の値段が上がり続けている今、中古品の価格も徐々に値上がりしているのが現状。

30万円のロレックスに出会えることはめったになく、購入にはロレックスに精通した店との出会いが重要になるでしょう。

一般的に、安価なモデルは偽物の疑いもあるため、お店の信頼性が高い点もチェックポイントです。

「ギャラリーレア」では、質がよく比較的安価なロレックスを数多く扱っています。熟練の買取スタッフが商品を厳選するため、本物のロレックスを30万円台で購入できるチャンスがあります。

「少しでも安い価格でロレックスを手に入れたい」という方は、ぜひ「ギャラリーレア」を覗いてみてください。

30万円台で購入できるロレックス時計についてまとめ

30万円台で購入できるヴィンテージロレックスは存在します。ロレックスには100年を超える歴史があり、どの時計にもモノづくりへのこだわりが感じられます。また、どんなに時代が変わっても、ロレックスの美しさは損なわれることはありません。

ヴィンテージロレックスには古き良き美しさがあり、手にすればその貴重な歴史の息吹を感じるでしょう。また、今後の値上がりも期待でき、資産として所持することも可能です。

しかし、安価なロレックスには偽物の疑いもつきまとうため、購入には信頼できる店との出会いが必要になるでしょう。ぜひ、誠実で信頼性の高いブランドリユース店を探してみてください。

■関連商品はこちら
ロレックス　時計　商品一覧
ロレックス デイトナ 一覧
ロレックス サブマリーナー一覧
ロレックス GMTマスター 一覧