ロレックスの保管方法を徹底解説!価値を下げないためのコツはある? - 中古・新品ブランド販売ギャラリーレア公式通販

ロレックスの保管方法を徹底解説!価値を下げないためのコツはある?

ロレックスの保管方法を徹底解説!価値を下げないためのコツはある?

ロレックスは、高級腕時計ブランドとして揺るぎない地位を誇ります。しかし、その価値や輝きを保つには、日々の適切な保管とお手入れが重要です。

大切なロレックスを長く楽しむためにも、最新の知見に基づいた保管方法を押さえておきましょう。

本記事では、買取時にも評価される保管のコツや、現行モデルの特徴を踏まえた注意点を詳しく解説します。ロレックスオーナーの方はぜひご一読ください。

大決算SALE
この記事を監修した鑑定士
浜口 英孝
常務執行役員浜口 英孝

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で常務執行役員として勤務。高級時計、宝石の査定を得意とし、業界で15年以上の豊富な経験を持つ。
現在は「お客様にとっての特別な企業になる」という信念と共に、国内11の店舗を統括している。

ロレックスの保管方法が重要な理由は?

ロレックスの保管方法を徹底解説!価値を下げないためのコツはある?

ロレックス サブマリーナ ノンデイト G番 14060M 

ロレックスは精密機械でありながら実用性・耐久性にも優れていますが、保管状況によって美観や内部コンディションは大きく左右されます。とくに中古市場や買取査定では、傷みやサビ、変色などの有無が価格に直結します。

普段から丁寧に管理することで、将来的な高価買取にもつながります。長期間使用しない場合も、日常的に身につける場合も、保管の基本を知っておくことが大切です。

おすすめのロレックスの保管方法を5つ解説!価値を下げないためのコツは?

ロレックスのコンディションを維持するには、少しの工夫で大きな差が生まれます。ここではオーナーからも実践されている具体的な保管方法と注意点を紹介します。

専用ケースに収納しておく

ロレックスの保管方法を徹底解説!価値を下げないためのコツはある?

純正ボックスは輸送中の衝撃緩和や美しくディスプレイするためのものですが、長期保管に適した気密性・耐湿性はありません。

専用ケースを使う際は、押し入れやクローゼットの奥など湿度がこもる場所を避け、湿度管理や温度管理も並行して行いましょう。

保管場所はエアコンの吹き出しや窓際からも離し、箱の中に乾燥剤やシリカゲルを入れるなどひと工夫が必要です。大切な付属品や保証書とまとめて収納すれば、買取時の評価アップにもつながります。

磁気を発する機器から離して保管する

ロレックスの保管方法を徹底解説!価値を下げないためのコツはある?

現行のロレックスは、パラクロム・ブルーひげゼンマイ等の採用により耐磁性を持ち、日常生活レベルの磁場には非常に強い設計となっています。

ただし、MRI・大型スピーカー・磁石玩具など強力な磁場環境では、ムーブメントに悪影響が生じる可能性があるため注意が必要です。

普段の生活では特に神経質になる必要はありませんが、強力な磁気機器の近くで長期間保管しないようにしましょう。

定期的にリューズを巻いておく

ロレックスの保管方法を徹底解説!価値を下げないためのコツはある?

ロレックスは自動巻き機械式ムーブメントのため、数週間以上動かさず放置すると内部オイルの固着や潤滑不良を招きやすくなります。

月に1~2回はリューズを巻いて機械を動かすことで、パーツの摩耗や油切れを予防できます。

日常使いしない場合も、定期的な動作確認とゼンマイの巻き上げを習慣化しましょう。ワインディングマシンの長期利用には賛否がありますが、数本をローテーションで管理する場合に限り有効です。

安定した場所・倒れない場所で保管する

ロレックスの保管方法を徹底解説!価値を下げないためのコツはある?

転倒や落下は最も避けるべきトラブルです。棚の端や不安定な場所、滑りやすいガラス棚などには置かず、水平な棚や引き出しの奥など、外部からの衝撃を受けにくい場所で保管しましょう。

また、直射日光やエアコンの風が直接当たる位置も避けることで、ダイヤルやパッキンの劣化リスクを減らせます。コレクションボックスなどにまとめて収納する際も、時計同士が接触しないよう間隔を確保しましょう。

クッションや仕切りの付いた専用のコレクションボックスを活用

ロレックスの保管方法を徹底解説!価値を下げないためのコツはある?

ロレックス 時計 商品一覧

ロレックスを複数所有している場合は、時計ごとにクッションや仕切りが付いた専用のコレクションボックスがおすすめです。

外部からの衝撃や擦れを防ぎながら、美しくディスプレイできるうえ、防湿材を入れて湿度対策もしやすいのが特長です。

収納場所としては、湿度50%前後を維持できるスペースが理想的です。市販品の中にはUVカット仕様やロック機能付きもあるので、用途に応じて選ぶと安心です。

やってはいけないロレックスの保管方法は?

ロレックスの保管方法を徹底解説!価値を下げないためのコツはある?

ロレックス ヨットマスター ロレジウム SS/プラチナ 116622

ロレックスのコンディションを守るためには、日常のNG行動にも注意が必要です。知らずにやりがちな保管ミスが、資産価値や寿命に大きく影響することもあります。ここでよくある間違いとその理由を整理しておきましょう。

直射日光や高温多湿はNG

時計本体やダイヤル、ベゼル、レザーベルトは紫外線や高温多湿の影響で劣化しやすいパーツです。

直射日光に長期間当たると、ダイヤルの変色やケースの変色、レザーの乾燥が進行します。また、湿度が高い場所ではパッキンの劣化や内部サビのリスクも増大。特に梅雨時や夏場は、除湿剤や換気を組み合わせた管理を徹底しましょう。

着用後そのままの状態で保管しない

使用後は汗や皮脂、ほこりが時計表面に残ったままになるため、必ず柔らかいクロスで全体を拭き取ってから保管しましょう。

とくに裏蓋やブレスレットの隙間は汚れが溜まりやすいため、毎回軽くお手入れしてから収納するのが鉄則です。その一手間で、サビやくすみ・腐食トラブルを予防できます。

乾燥剤の使いすぎに注意

湿気対策として乾燥剤(シリカゲル等)をボックスに入れるのは効果的ですが、入れすぎや頻繁な交換忘れは逆効果です。

過度な乾燥は内部の潤滑油やゴムパッキンの劣化を招くことがあるため、バランスを見て設置しましょう。交換目安も確認し、時計本体への影響を最小限に抑えてください。

ほこりっぽい場所や通気不良の場所での保管を避ける

押し入れや家具の奥など、風通しが悪い場所は湿度がこもりやすく、カビやサビの温床となります。

時計は清潔なスペースで、ほこりや細かなゴミがたまりにくい場所に収納してください。定期的に保管場所も掃除し、カビや虫害から時計を守りましょう。

タンスやクローゼット内での保管に注意

タンスやクローゼットは一見安全に思えますが、実際は湿気が溜まりやすく、温度差で結露が発生することもあります。

他の金属製品やアクセサリーと一緒に置くと、摩擦やキズの原因になります。時計ごとに仕切りや布袋を使い、個別収納を徹底しましょう。

ロレックスを保管する際に行うメンテナンス方法

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ロレックス デイトジャスト36 ランダムシリアル ルーレット 126200 

保管だけでなく、日常的なメンテナンスもロレックスの資産価値や動作安定を守るうえで不可欠です。現行のロレックスは非常に堅牢ですが、オーナー自身ができるケアを実践することで、より美しく、長く愛用できます。以下のポイントを日々意識しておきましょう。

1. 使用後の汚れを拭き取る

ロレックスを外した後は、必ず柔らかなクロスで表面を優しく拭き取ってください。汗や皮脂、ほこりを残さないことで、サビや変色・劣化を大幅に防げます。

とくに裏蓋やブレスレットのコマ部分は汚れが溜まりやすいため、定期的に丁寧にケアしましょう。毎日のルーティンとして習慣化するのが理想的です。

2. 柔らかいブラシで優しく洗浄する

週に一度程度、細かな溝やコマの隙間は柔らかい歯ブラシや時計用ブラシでやさしく掃除しましょう。現行ロレックスの多くは防水性も高いため、ぬるま湯に中性洗剤を少量溶かし、汚れを落とした後は水気をしっかり拭き取ると美観を保てます。

ただし、アンティークモデルや防水保証外の個体は水洗いを避け、乾いたブラシで汚れを取り除いてください。

3. 長期間使わない場合はリューズの巻き上げと注意事項

しばらく使わない場合でも、月に1~2回はリューズを巻き、内部のムーブメントを動かしておくことが重要です。これにより、オイルの固着や内部パーツの摩耗を防げます。

なお、ロレックス現行モデルは全て機械式ですが、1970年~2001年に製造された「オイスタークォーツ」モデルをお持ちの場合は、長期保管時に電池切れ放置による液漏れに注意してください。クォーツ式の所有者は電池交換のタイミングも意識しましょう。

4. オーバーホールを定期的に行う

ロレックスの公式ガイドラインでは、通常8~10年ごと(使用頻度や環境により前後)を目安にオーバーホール(分解清掃・点検)を推奨しています。

長期間良好な状態を維持するには、メーカーや信頼できる専門店で定期的にメンテナンスを依頼しましょう。違和感や異音、精度低下が見られた場合は早めに専門家へ相談しましょう。

ロレックスの保管方法についてまとめ

まとめ

  • ロレックスの純正ケースは短期保管向き。磁気の強い機器の近くは避ける
  • 定期的にリューズを巻いたり安定した場所での保管を徹底するべき
  • 直射日光・高温多湿の場所や着用後そのまま保管はNG
  • 8~10年に1回を目安に、信頼できる専門業者での点検・清掃を行う

ロレックスは、適切な保管と日々の丁寧なメンテナンスによって、時計本来の美しさや精度、資産価値を最大限に維持できます。

純正ケースは輸送やディスプレイに便利ですが、長期保管時は湿度・温度管理を別途徹底することが重要です。現行モデルは日常磁場には非常に強いですが、強力な磁気環境は避けてください。定期的なリューズ巻きや、着用後のケア、8~10年ごとのオーバーホールも忘れずに行いましょう。

時計の保管・メンテナンスは「たったひと手間」で長く楽しめる差が生まれます。将来の高価買取や、ご家族への資産継承を見据える方にも、日々の管理は欠かせません。

保管方法やお手入れで悩んだ際は、ギャラリーレア公式サイトまでお気軽にご相談ください。ブランド時計のプロが、最適なアドバイスとサポートを提供します。あなたの大切なロレックスが、これからも永く輝き続けるよう願っています。

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