ロレックスのコンビは本当に人気がない？ダサいと言われている理由や実際の口コミ・評判を徹底調査

オイスタースチールとゴールドという、異なる素材を組み合わせて構成されている、ロレックスの「コンビ」。

ロレックスのコンビは、ロレックスでは「ロレゾール（Rolesor）」と呼ばれる仕様です。これは「ロレックス」と、フランス語で「金」を意味する「or（オール）」を掛け合わせた造語です。

その名が表す通り、二つの異なる素材が織りなすゴージャスなデザインが印象的なこのデザインは、ロレックスを代表するいわば“顔”のひとつでもありますが、一方で「古い」「ダサい」といった声が聞かれることも。

中古市場では根強い人気と安定した資産価値を持つモデルですが、その個性的なデザイン性から好みが分かれやすい傾向があります。

しかし、ロレックスのコンビは本当に世間から「ダサい」と評価されているのでしょうか？

今回は、ロレックスのコンビモデルが人気がないと言われる理由と、その一方で未だに多くの人に愛され続ける理由をわかりやすく解説します。

また、具体的な人気コンビモデルや、資産性を意識して購入する際の注意点も紹介するので、これからコンビの購入を検討している方は、ぜひ本記事を参考に賢いお買い物をお楽しみください。

ロレックスのコンビの人気がない理由

ロレックスのコンビは「嫌いな人はとことん嫌い、好きな人は大好き」という、評価が極端に分かれやすいモデル──という印象です。

そのため、ネット上の口コミではネガティブな意見も見られ、そういった声が「コンビは人気がない」というイメージにつながっているのかもしれません。

しかし、その背景にはデザインの個性や経年の見え方といった、コンビならではの特徴が関係しています。

まずは、コンビが敬遠されがちな理由を３つに分けて解説します。

古い印象を持たれやすい

ロレックスのコンビが「古臭い」と言われる大きな理由は、日本で一世を風靡したバブル期のイメージが強く残っているから──というのが一つめの理由です。

1980年代後半〜1990年代初頭にかけてのバブル当時は、金無垢やコンビモデルがステータスシンボルとして多くの経営者やビジネスマンに愛用されました。しかし、結果として「昭和感」「バブル紳士」といった印象が定着し、今もそのようなイメージで語り継がれがちです。

また、親世代・祖父世代が愛用していたモデルも多く、「おじさんっぽい」というイメージにつながりやすい一面もあるでしょう。

とはいえ、最近はあえてレトロさを楽しむスタイルも注目されており、クラシックな雰囲気を好む層には、コンビのこうしたレトロ感がむしろ魅力として受け止められています。

古い印象と感じるか、ヴィンテージ感と捉えるかで評価が大きく分かれるポイントといえるでしょう。

デザインの主張が強く好みが分かれやすい

ステンレスモデルと比べて、コンビはベゼルやブレスレットの一部にゴールドが使われるため、どうしても存在感が強くなります。

この煌びやかでリッチなデザインがコンビの特徴であり、もちろんそんなユニークな存在感に惹かれるファンが多いのも事実ですが、一方でそのあくの強さを敬遠したり、ゴールドの色味がはっきりしている分「目立ち過ぎてビジネスシーンには使いにくそう」「カジュアルな服装に合わせづらい」と感じたりする人もいます。

また、文字盤の色やインデックスのデザインによっては、ゴールドとの組み合わせでかなり華やかな印象になり、「キメすぎ」「成金っぽい」といったネガティブな印象を持たれることも。

この辺は完全に「好み」の領域ではありますが、一方でファッションのアクセントとして腕時計に主張を求める人にとっては、コンビならではの強い個性は大きな魅力です。

つまり、コンビが「ダサい」と感じられてしまうのは、デザインが悪いのではなく、その主張の強さが好みと合わないケースが多いから──と推測することができます。

小傷が目立ちやすく使用感が出やすい

コンビモデルは、ステンレス部分に比べてゴールド部分が柔らかく、小傷がつきやすいという性質があります。

特にブレスレットの中央リンクやベゼルのポリッシュ仕上げ部分は光をよく反射するため、細かな擦り傷でも目立ちやすく、「中古になると一気にくたびれた印象になる」と感じる人もいます。

また、日常的に使っているとゴールド部分の輝きが徐々に鈍くなり、ステンレスとのコントラストによって使用感が強調されてしまうことも。綺麗な状態を保つには、定期的なクリーニングやメンテナンスが必要になり、その手間やコストを負担に感じて敬遠する人もいるでしょう。

ただし、他のモデルと同様に優良な素材、精巧な機構、そして王者の風格が漂う威厳ある佇まいなど、さすがロレックスならではの品質の高さが伺えるモデルでもあり、コンビでしか満たされないステータス性があると感じる人が多いのもまた事実です。

メンテナンスをしながら丁寧に使い込めば、自分だけのエイジングが楽しめるのもコンビならではの味わいです。

ロレックスのコンビの魅力３選！

ネガティブな意見も散見されるコンビですが、実はコレクターや時計好きから高く評価されているコレクションでもあります。実際、中古市場ではステンレスモデルにはない独自の魅力から、長期的に安定した人気を保っているリファレンスも少なくありません。

ここからは、ロレックスのコンビがなぜ選ばれ続けているのか、その代表的な魅力を３つに絞って紹介します。

華やかさと上品さを両立したデザイン

腕時計には「正確な時間を刻む」という機能性が求められますが、一方でファッションアイテムとしての意味合いが非常に大きい存在でもあります。

コンビモデルの最大の魅力は、ゴールドの華やかさとステンレスの落ち着きが絶妙なバランスで融合している点です。

フルゴールドほどギラつかず、ステンレスだけのモデルよりもラグジュアリーな雰囲気が加わるため、スーツスタイルからきれいめカジュアルまで幅広いコーディネートにマッチしやすいのがポイント。

「成金っぽい」と思われがちなコンビですが、着こなしによっては実はかなり幅広いスタイリングに合わせやすいデザインでもあります。

ビジネスシーンでは「できる大人」の手元を演出する効果的なアイテムとなり、カジュアルシーンではさりげない着こなしに光るアクセントとして、ファッション上級者らしい佇まいとなります。

スーツに合わせるとバシッと決まり、普段着に合わせるとワンポイントアクセントになる。ドレッシーな服装にもよく合うので、結婚式やパーティなどでも活躍します。

適度な華やかさを求める方にとって、コンビはまさに理想的な一本といえるでしょう。

資産価値が安定しやすいモデルが多い

ロレックス全般にいえることですが、コンビモデルの中には中古市場での資産価値が安定しやすいリファレンスが多数存在します。

特にスポーツモデルや生産終了のヴィンテージコンビは、コレクター人気が高く、状態の良い個体は長期的に価格が下がりにくい傾向があります。

ステンレスモデルに比べると一時的な相場変動の影響は受けやすいものの、金相場との連動や希少性に支えられ、一定の需要が保たれているケースが多い──というのがその理由です。

また、同じロレックスの中でもフルゴールドよりは手の届きやすい価格帯で、資産性と購入しやすさのバランスが良い点も魅力。「身につけて楽しみながら、将来的なリセールも意識したい」という方には、コンビモデルは有力な選択肢になるでしょう。

ステンレスモデルにはない存在感と個性を楽しめる

街中やオフィスで見かけるロレックスの多くは、サブマリーナやエクスプローラーなどのステンレススポーツモデルです。その中でコンビを選ぶことは、「あえて人と被らない」という個性的なスタイルの表明にもなります。

特にゴールドの輝きが加わったコンビは、写真やSNSでも映えやすく、コレクションに一本あるだけで全体のバリエーションが一気に厚くなります。

また、同じリファレンスでもステンレスとコンビで印象がガラリと変わるため、「既にステンレスを持っていて、次は少し違う雰囲気を楽しみたい」という買い増し需要にもぴったり。

自分らしい時計選びをしたい人にとって、コンビはステンレスにはない存在感と遊び心を与えてくれるモデルといえるでしょう。

ロレックスのコンビの評価を実際の口コミ評判から調査！

#初デートに着けるべき時計
目立ち過ぎず、でも高級感は欲しい。そんな時にベストな選択肢。
「ねぇーなにこの時計！超かわいいんだけどー！」から始まる2人の会話。
GMTマスター2、エバーローズゴールドのコンビモデル。
2,675,200円、全国のロレックス正規店にて絶賛販売中。

寝ます。 pic.twitter.com/vFKl7x3lUm

— まつ (@matsu_itventure) October 20, 2025

ロレックスのコンビモデルは最高です！😍✨⌚#コンビモデル#ロレゾール#エバーローズゴールド#エクスプローラ1#エクワンロレゾール#GMTマスター2#カフェオレ#ロレックス#ROLEX#腕時計#機械式腕時計 pic.twitter.com/2CwcFIVE9g

— おでかけですか？ロレレノロレックス！ (@RXSMLV20210919) December 9, 2024

久しぶりのスーツがピチピチ😅

ロレックスってあんまり調べませんが、デイトナはコンビの方がダントツ安いのですね🤔
私、デイトナはコンビの方が好きなんで、お得な気分笑

買えませんけど笑😆 pic.twitter.com/ES2clmkL29

— 海豚の日常 (@5dMsuaY4orNkD9j) March 18, 2025

これらの口コミから分かるのは、ロレックスのコンビモデルは第一印象と実際の評価が大きく変わりやすい存在だという点です。

中には「時代遅れ」「成金っぽい」「ダサい」などと感じる方もいるようですが、実物の高いデザイン性や品質、その存在感に触れると、印象が一転するケースが少なくないようです。

むしろ、デイトナに関する口コミのように「コンビの方が価格が抑えられており、むしろコスパが良い」と冷静に評価する声もあり、ステンレス至上主義とは異なる価値観も確実に存在しています。

こうした口コミから見えてくるのは、ロレックスのコンビが万人受けしないのは、そもそも多くの人が実際に実物に触れる機会がないこと。そして、だからこそハマる人には強く刺さるモデルであることは確かです。

見た目の好みだけでなく、価格、所有満足度、個性といった多面的な魅力こそ、コンビの魅力といえるでしょう。

ロレックスの人気コンビモデル３選！

ロレックスのコンビは、実際の市場では安定した需要を持つ名作モデルが存在します。

特にスポーツモデルを中心に、デザイン性・実用性・資産価値のバランスに優れたコンビは、ステンレスとは異なる魅力で評価されています。

ここでは中古市場や口コミ評価の高い、ロレックスを代表する人気コンビモデルを3本厳選して紹介します。

ロレックス ヨットマスター U番 SS/K18YG 68623

ヨットマスター68623は、ステンレスとK18イエローゴールドを組み合わせたロレックスのラグジュアリースポーツモデルです。

U番は1990年代後半製造で、現行モデルにはない落ち着いたケースデザインと柔らかな雰囲気が特徴です。

マット調の回転ベゼルとゴールドの組み合わせは派手すぎず、リゾートから都会的なカジュアルスタイルまで幅広く対応。サブマリーナほど硬派ではなく、どこか大人の余裕を感じさせる佇まいは、コンビモデル初心者にも取り入れやすい一本です。

生産終了モデルで流通量が限られている点も、将来的な価値安定につながる要素といえるでしょう。

ロレックス コスモグラフ デイトナ 126503G

126503Gは、ロレックスの中でも別格の人気を誇るデイトナのコンビモデルです。

ステンレス×イエローゴールドのケースとブレスレットに、ダイヤモンドインデックスを備えた華やかな仕様が特徴で、スポーツウォッチでありながらラグジュアリーの極みともいえる存在感があります。

デイトナ自体の需要が非常に高いため、コンビであっても資産価値は安定しており、「デイトナを実用的かつ個性的に楽しみたい層」から高く支持されています。

ステンレスモデルより比較的入手しやすい価格帯も魅力で、憧れのデイトナを現実的に狙える選択肢として注目されやすいモデルです。

ロレックス GMTマスター 55番 SS/K18YG 1675/3 フジツボダイアル

GMTマスター1675/3は、ヴィンテージロレックスの中でも特に評価の高いコンビモデルです。

「フジツボダイアル」と呼ばれる盛り上がったインデックスで装飾されたこのモデルは、独特の立体感と経年変化が魅力で、一本ごとに異なる表情を楽しめます。

また、このコンビはフジツボモデルの代表例であることもポイントの1つです。

ツートンベゼルとゴールドの組み合わせはクラシカルで存在感があり、現行モデルにはない深い味わいを感じさせます。コレクター人気が非常に高く、状態の良い個体は年々入手が難しくなっているため、資産価値の観点でも注目度の高い一本です。

ロレックスのコンビを購入するならどこがおすすめ？

ロレックスのコンビモデルは個体差が大きく、特に中古・ヴィンテージでは真贋やコンディションの見極めが重要です。そのため、購入先は信頼性を最優先に選ぶ必要があります。

ギャラリーレアでは、プロの鑑定士が所属する専門店として、徹底した真贋チェック・品質管理の上、本物だけのロレックスを取り揃えております。

コンビモデルやヴィンテージロレックスも安心して購入できるほか、万が一イメージと違うものを購入してしまった場合の「安心保証」や、ムーブメントの不具合などが生じた場合にも安心の「時計保証」もあるため安心です。

ロレックスのコンビのご購入を検討されている方、中古で手軽にロレックスデビューをしたい方、安心してお買い物を楽しみたい方などは、ぜひギャラリーレアの公式サイトの豊富なラインナップをご覧ください。

在庫数が豊富で価格設定も相場に即しているため、比較検討しやすい点も大きなメリットです。高額な買い物だからこそ、信頼できる店舗選びが後悔しないポイントになります。

ロレックスのコンビが人気がないと言われている理由についてまとめ

ロレックスのコンビモデルは、「成金っぽい」「古い」といった先入観からSNSなどで敬遠されることもありますが、実際にはデザイン性・資産価値・個性を兼ね備えた完成度の高い時計です。

口コミからもわかるように、最初はコンビに対して否定的なイメージを持っていても、実物に触れることで評価を改めるケースは非常に多く、自分のスタイルに合えば満足度の高い一本になることは間違いありません。

ステンレスモデルが主流の今だからこそ、あえてコンビを選ぶことで得られる差別化や所有の喜びも大きいといえます。

世間の評価に流されず、自分の感性で「本当に好きなもの」を選ぶことこそ、コンビの世界観を楽しむ最大のポイントでしょう。

ギャラリーレアでは、コンビのほかにさまざまなコレクションを取り揃えています。タイミングによってはレアなモデルと出会えるのも、中古市場の醍醐味です。

コンビをお求めの方や、自分に合うロレックスを探している方は、ぜひギャラリーレア公式オンラインショップを一度ご覧ください。