エルメスのHウォッチの値上がり状況をモデル別に徹底解説！

エルメスは、1837年に創業したフランス発の高級ブランドです。高級馬具の生産から始まり、現在はバッグや財布をはじめとしたさまざまなレザーアイテムを発表しています。

Hウォッチもエルメスの人気アイテムのひとつで、性別を問わず多くの人から支持を集めています。

近年エルメスは何度か値上げを実施しており、Hウォッチも対象になっています。Hウォッチの値上がり状況が気になっている方もいるでしょう。

そこで本記事では、エルメスのHウォッチの値上がり状況をモデル別に解説します。値上がりが続く理由や買うコツなども紹介するので、Hウォッチの購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。

エルメスのHウォッチの値上がり状況をモデル別に解説！

モデル名	値上げ前	値上げ後
Hウォッチ ミニ 21mm	496,100円	541,200円
Hウォッチ ミニ 21mm（シルバー）	387,200円	443,300円
Hウォッチ PM 25mm（シルバー）	403,700円	558,800円
Hウォッチ ミニ 21mm（ダイヤ付き）	522,500円	599,500円
Hウォッチ ミニ 21mm（ゴールド）	389,400円	435,600円

記事執筆時点の調査では、2025年2月に実施された価格改定が最新情報として見つかりました。

2025年2月の価格改定ではバッグやジュエリーなどさまざまなアイテムの値上げが一度に行われ、「Hウォッチ ミニ21」の値段は496,100円から541,200円へと大きく増加しました。

値上げ率は9.1%で、価格は45,100円増加し、50万円を突破しています。

また、2025年2月以前の値上げでは、「Hウォッチ ミニシルバー金具」の価格が387,200円から443,300円へ、「Hウォッチ PMシルバー金具」が403,700円から558,800円へ上昇しました。

近年の値上げの様子を見ると、さまざまなモデルのHウォッチの値段が上がっていることが分かります。

エルメスのHウォッチとはどんな時計？

エルメスのHウォッチは、1996年に登場した腕時計です。ブランドの頭文字である「H」のモチーフを、ケースに取り入れているのが特徴です。

色と素材の種類が豊富で、性別や世代を問わず多くの人からの人気を集めています。

近年のモデルは、ワンタッチで簡単にベルトを交換できます。ベルトの質感やデザインを、その時の気分で切り替えられるのが魅力です。

サイズ展開も充実しており、主にTPM・PM・MM・GMの4種類あります。TPMはかなり小さく、アクセサリー感覚で身につけたい方におすすめです。

PMは女性向けのサイズで、MMはビジネスシーンに合い性別を問わず使える大きさです。GMは大きめのサイズなため、男性も身につけやすいでしょう。

Hウォッチはサイズやケースの色、ベルトの質感などのバリエーションが豊かで、幅広いニーズに応えられる時計シリーズです。

エルメスのHウォッチの値上がりが続いている理由３選

2025年12月時点の直近では、エルメスのHウォッチは9%前後価格が上昇しています。ここでは、Hウォッチの値上がりが続く理由を3つ紹介します。

エルメス全体のブランド価値の上昇

エルメスのHウォッチの値上がりが続く理由としてまず考えられるのが、エルメス全体のブランド価値が上昇しているためです。

2025年10月22日に発表されたエルメス本社の決算では、2025年1～9月期の売上高は、前年と比べると8.6%増加し、約2兆972億円にのぼりました。

日本国内の市場のみに注目すると、売上高は前年比で15.2%増加しています。

世界的にエルメスの製品の需要が増えており、希少性の高さが増したり、ブランドイメージが向上したりした結果、Hウォッチの価格も上昇していると考えられます。

性別を問わず人気でなかなか手に入らないため

性別を問わず人気で、なかなか手に入らないのも、エルメスのHウォッチの値上げが続く理由のひとつです。

Hウォッチはサイズや素材の種類が豊富なため、小ぶりなサイズは女性向けの腕時計として、大きめのサイズや太めのベルトは男性向けのアイテムとして人気があります。

ベルトを交換すれば手軽に印象を変えられるため、ファッション性に優れているのも魅力です。

しかし、Hウォッチの人気の高さに対し、生産数は限られています。需要が高く、供給が少ない状況になった結果、Hウォッチの価格は上昇していると考えられます。

円安やインフレの影響

円安やインフレが影響しているのも、エルメスのHウォッチの価格が高くなっている理由として挙げられます。

エルメスの製品を日本で販売する場合、海外で作られたものを輸入することになります。円安の状態だと輸入コストが上昇するため、商品の価格も連動して増えてしまうのです。

また、近年は世界中でインフレが続いており、物やサービスの値段の上昇が続いています。

世界的な物価の上昇と、円安による輸入コストの増加の、両方の影響を受けた結果、エルメスのHウォッチの価格が上昇していると考えられます。

今後もエルメスのHウォッチは値上がりし続ける可能性はある？

結論から言うと、今後もエルメスのHウォッチが値上がりし続ける可能性は大いにあると考えられます。

主な理由は、エルメスの需要の増加が世界的に続いていることや、円安・インフレが改善される兆しがあまり見えないからです。

エルメスの2025年1～9月期の売上高は約2兆972億円で、過去最高額を記録しています。人気が高まっている一方、エルメスは職人による手作業で作られている製品が多く、供給量は限られているのが現状です。

また、ユーロに対する円安が続くと日本国内での販売価格が上昇しますし、インフレの影響で原材料価格や輸送費も増加しています。

高い需要が継続しているのに対し、値下げや価格の維持が難しい状況になっているため、今後もエルメスのHウォッチの価格は上昇すると予想されます。

値上がりしているエルメスのHウォッチを買うコツはある？

需要の増加や価格上昇により、入手困難になりつつあるエルメスのHウォッチですが、ポイントを抑えることで購入できる可能性が高まります。

ここでは、値上がりしているエルメスのHウォッチを買うコツを2つ紹介します。

値上げの情報を事前にチェックする

エルメスのHウォッチを入手したいときは、値上げの情報を事前にチェックすると良いでしょう。

値上げのタイミングや上昇幅をあらかじめ把握することで、「いつまでにいくら用意すればよいか」が分かり、購入までの具体的な計画が立てやすくなります。

また、値上げ前の駆け込み需要が発生する時期も予想できるため、それより早く準備を進めることで、さらに入手しやすくなります。

エルメスの公式サイトのほか、ファッション雑誌やSNSなどをチェックして、値上げの情報を収集してみてください。

Hウォッチの定価や中古相場を把握しておく

Hウォッチを購入したいときは、定価と中古相場の両方を把握しておくと良いでしょう。

予算の都合上、新品で購入するのが難しい場合は、中古市場で探すと予算内で買えるHウォッチが見つかる可能性があります。

また、初めから中古市場で買うことを考えている方も、一度定価を確認しておくと良いでしょう。

モデルによっては市場価値が大きく上昇しており、正規店よりも中古市場での販売価格の方が高くなっている場合があります。

事前に価格を把握しておくことで、「〇月までに△円用意しよう」といった購入計画も立てやすくなるのもメリットです。

計画的にHウォッチを入手したいときは、ぜひ定価と中古相場の両方を調べてみてください。

値上がりしているエルメスのHウォッチを買うなら中古もおすすめ！

「何度正規店に行っても在庫がないと言われる」「値上げの影響で、新品で買うのが難しく感じる」という方は、中古でHウォッチを購入するのもおすすめです。

中古品は一度誰かが購入したものではありますが、「未開封品」「未使用品」「美品」などに分類されるものであれば、正規店で購入したものと同様の品質のものを入手できます。

既に廃盤になっているものや、珍しいデザイン・素材のHウォッチが見つかる可能性があるのも、中古市場をチェックするメリットです。

お店によっては、購入後も一定期間の保証が付いていたり、修理・点検を実施したりしているところもあります。

ただし、悪質なところは偽物を販売しているケースがあるため、実績が豊富で信頼できるお店を利用することが大切です。

ブランド品専門の販売店であるギャラリーレアでも、エルメスのHウォッチを取り扱っています。Hウォッチの購入を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

エルメスのHウォッチの値上がりについてまとめ

エルメスのHウォッチの値上げは定期的に実施されており、2025年2月には「Hウォッチ ミニ21」の値段が496,100円から541,200円に増加しました。

Hウォッチの値上げが続く理由としては、ブランド価値の上昇や人気の高さ、円安・インフレなどが考えられます。

今後も値上げが続くことが予想されるため、Hウォッチを購入したいときは、値上げ情報や定価・中古相場を事前に把握しておくと良いでしょう。

正規店での購入が難しい場合は、中古店で買うのもひとつの方法です。

ブランド品専門の販売店であるギャラリーレアでは、エルメスのHウォッチを取り扱っています。入荷次第情報を更新しているので、Hウォッチの購入を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。