1981年にエルメスから誕生したバーキンは、その洗練されたデザインと確かな品質で世界中のファンに愛されています。現在ではサイズや素材なども数多く販売され、より多彩なバリエーションからデザインを選べるようになりました。
そんなバーキンについて、サイズごとの使いやすさや用途、人気のコーディネートや素材について詳しく解説します。

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で青山表参道店の店長として勤務。高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶ表参道エリアにおいて、お客様の立場に寄り添った丁寧なヒアリング接客を武器に活躍。日・英・仏の3か国語を操り、国内だけではなく海外のお客様からの信頼も厚い。
目次
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エルメスの代名詞「バーキン」とは?

バーキンとは、1984年にフランスの老舗ブランド「エルメス」から発売されたバッグです。後世まで「エルメスの代名詞」とも語られているバーキンは、歌手として女優として、そしてファッションアイコンとして愛されたジェーン・バーキンにちなんで誕生しました。
ジェーンは、バーキン誕生の秘話についてこう語っています。ロンドン行の飛行機に乗ったジェーンの隣に座っていたのは、当時にエルメスを率いていた会長ジャン・ルイ・デュマ。バッグの中身を落としてしまったジェーンに、彼は「僕があなたにポケット付きのバッグを作ってさしあげます」と申し出ました。
この縁から誕生したバッグが「バーキン」です。その当時は、2人ともバーキンがこれほど愛されるとは考えていなかったでしょう。ジェーンは2023年7月に永眠しましたが、その功績はバーキンの名を冠したバッグとともに、語り継がれています。
エルメスのこだわりが詰まったバーキン
バーキンはエルメスのこだわりを最大限に詰め込んだバッグとして知られています。
バーキンに用いられる革は、名だたる老舗タンナー(製革業者)より厳選したものを使用。最高級の革から特に上質なものが選ばれます。
また、バーキンはすべての工程を1人の職人が行うことでも有名です。1人の職人が一つずつ手作りするため、同じバーキンでも少しずつ糸の縫い目が異なることが特徴。このため、大量生産をすることができません。
生産数が少ない一方、バーキンを求める人は世界中に存在するため、バーキンは非常に希少価値が高いバッグなのです。
バーキンは誰でも買えるバッグではない
バーキンは誰もが購入できるバッグではありません。100万超のお値段になるため、金額の面で人を選ぶバッグであることは間違いないですが、お金が十分にあるから購入できるバッグでもないのです。
まず、エルメスの直営店であってもバーキンの在庫を置いていないことがほとんど。在庫があったとしてもバックヤードから店頭には出さず、一般客にその存在は伝えません。そして、何度も商品を購入している顧客だけに、そっと在庫の存在を伝えます。
つまり、バーキンは何度かの購入実績を積み、顧客として認識された人のみが購入できるバッグということです。まさに特別なバッグ。苦労して手に入れるからこそ、ファンにとっては宝石にも等しい宝物になります。
エルメスのバーキンのサイズ展開は?25・30・35・40を徹底比較!
バーキンには様々なサイズがあり、主に25・30・35・40が良く知られています。数字が大きくなるほど、バッグのサイズも大きくなるのが特徴。
4つのサイズのバーキンについて、それぞれの特徴を紹介します。
1.バーキン25

サイズ:横25cm×縦20cm×幅13cm
バーキン25は横のサイズが25センチの小ぶりなバッグです。全体のサイズは横25cm×縦20cm×幅13cmと見た目はとてもコンパクト。
ハンドホールは小さめに作られており、腕を通すことが難しいため、手に持って使用します。中に収納できるのは、財布・スマートフォン・小さなポーチと最小限の小物です。
ペットボトルを入れたいときは、500ミリのものはフラップを外す必要があるため、350ミリを選ぶことをおすすめします。
手に持って歩く形となるため、自然と上品さが際立つコーディネ ートになることが特徴。エレガントな印象が強いため、ちょっとしたパーティーでの持ち歩きに活躍してくれるでしょう。キレイ目のワンピースなどとコーディネートして、可愛らしいサイズをアピールしてみては。
小さめのバッグであることから、小柄な人にも良く似合います。ブラックやエトゥープなど、落ち着きのあるカラーはコーディネートに気品をプラス。赤やピンクなどのくっきりとしたカラーなら、ファッションの差し色としても使えます。
2.バーキン30

サイズ:横30cm×縦22cm×幅16cm
バーキン30は特に日本人からの支持が厚いサイズ。横30cm×縦22cm×幅16cmと、日常で活躍しやすいサイズです。小柄で華奢な日本人の体型にしっくり馴染むこと、財布・スマートフォン・タブレットなどの収納が可能なことから、ファーストバーキンにぴったりのサイズとも語られます。
バーキン25とは異なり、腕を通して持ち歩ける点も人気のポイントでしょう。また、ある程度の荷物が収納可能なため、ビジネスシーンからプライベートなシーンまで、あらゆる場面で活躍してくれるバッグです。ただし、重さが900グラム前後と重めであることから、中の容量を考えて使用しないと、バッグが重く感じることがあります。
どんなコーディネートにも、しっくりと馴染んでエレガントさをプラスしてくれるサイズです。Tシャツにデニムと言ったカジュアルな服装にも、ワンピースやスーツのフォーマルな装いにも良く似合います。バーキンのファンなら、一つは持っておきたいサイズと言えるでしょう。
3.バーキン35

サイズ:横35cm×縦25cm×幅18cm
バーキン35はビジネスシーンにピッタリなサイズ。横35cm×縦25cm×幅18cmと大きめのサイズであり、A4サイズの書類がすっぽりと入ります。書類に加えてタブレットやスマートフォンなども収納できるため、仕事で使用する大きめのバッグを探している方におすすめ。
バーキン25・30が日本人に馴染みやすい大きさであることに対し、バーキン35は見た目にも大きいサイズ感が特徴。大きさが1キロ以上と重めであることから、中にたくさん物を積めるとそれなりの重量があります。長時間持つ場合などは、重さを考慮して中に入れるものを決めましょう。
一方で、大きめのサイズ感がバーキンの美しさ・品の良さを特に伝えることも特徴です。大きいからこそよりはっきりと解る質の良さ、崩れないフォルムはまさにバーキンの良さそのもの。「プライベートだけではなく、仕事でもバーキンを使いたい」という人におすすめしたいサイズです。
4.バーキン40

サイズ:横40cm×縦30cm×幅20cm
バーキン40は横40cm×縦30cm×幅20cmとかなり大きめのバッグです。バーキン30の横幅が、そのまま縦のサイズになっていることを思うと、その大きさが想像しやすいでしょう。
バーキン35と同じく、重量が1キロを超えるため、荷物を入れるとそれなりの重さになる点がデメリット。一方で容量はかなり大きく、パソコンもしっかり入る大きさです。また、旅行用の荷物も収納しやすいため、トラベルバッグとして使用されることも。また、大きさと重量の関係から、日本では女性より男性に人気があるサイズでもあります。
また、海外セレブは女性でも大きいバッグを好む傾向が強く、バーキン40を持つ姿を良く見かけます。また、海外セレブはバーキンを丁寧に扱うよりも、日常でさりげなく持つバッグとして愛用することもあり、よりラフな使い方を楽しんでいる様子。大きいからこそ何でも入るため、セレブにとっては使いやすさもあるのでしょう。
エルメスのバーキンのサイズ選びのポイントを3つ解説

バーキンはサイズによって使い勝手や印象が大きく変わります。そのため、選び方が非常に重要です。身長や用途、荷物量などを総合的に考えることで、自分に合った一生もののバッグに出会えます。以下に、失敗しないための3つのポイントを解説します。
エルメスのバーキンのサイズの選び方1.身長や体格に合わせて選ぶ
バーキンのサイズ選びでまず意識したいのが、身長や体格とのバランスです。バッグは洋服と同じく、体との比率によって見え方が大きく変わるため、自分に合ったサイズを選ぶことで全体の印象が格段に洗練されます。
例えば、小柄な方が大きすぎるサイズを持つとバッグの存在感が強くなりすぎ、コーディネートのバランスが崩れてしまう場合があります。一方で高身長の方が小さすぎるサイズを選ぶと、物足りない印象になることも。
目安としては、前述で紹介したように、150cm前後の方には25〜30、160cm前後なら30、165cm以上であれば30〜35というように、身長や体格に合わせて選ぶのがおすすめです。特にバーキンは構築的なフォルムのため、サイズ選びが見た目の印象に直結しやすい点を考慮しましょう。
見た目の美しさと使いやすさの両方を叶えるためにも、可能であれば実際に手に取って鏡の前でチェックするなど、自分の体格に合うサイズを選ぶことが大切です。
エルメスのバーキンのサイズの選び方2.用途別に選ぶ
バーキンを選ぶうえで欠かせないのが、「どのようなシーンで使うか」という視点です。用途を明確にすることで自分に適したサイズが絞り込まれ、購入後のミスマッチを防げます。
例えば、パーティーやディナーなどのフォーマルシーンには、コンパクトで上品なバーキン25がよく似合います。日常使いや通勤には、収納力とバランスに優れたバーキン30が活躍することでしょう
さらに、書類やタブレットを持ち歩くビジネス用途にはバーキン35、大容量が求められる旅行や出張にはバーキン40が向いています。このように、使用シーンに応じて最適なサイズは異なります。
特に初めて購入する場合は、サイズ感も踏まえて慎重に選ぶことが大切です。オンオフ兼用できるサイズを選べば使用頻度も高まり、満足度の高い一本になります。購入前に鏡で全体のバランスを確認したり、スタッフのアドバイスを参考にすることで、より納得のいく選択ができるでしょう。
エルメスのバーキンのサイズの選び方3.荷物量に合わせて選ぶ
サイズ選びにおいて見落としがちなのが、普段持ち歩く荷物量とのバランスです。見た目の好みだけで選んでしまうと、「荷物が入らない」「重くなりすぎる」といった使いにくさを感じる原因になります。
財布やスマートフォン、最低限の小物であればバーキン25〜30でも十分対応可能ですが、ポーチや折りたたみ傘などを持ち歩く方は30以上を選ぶと安心です。さらに書類やタブレットなどが加わる場合は、35以上のサイズが適しています。
また、バーキンはショルダーストラップがないため、持ち方も重要なポイントです。25は手持ちが中心ですが、30以上になると腕に通すことができ、持ち方の自由度が高まります。荷物量が多い方ほど、この違いは使い勝手に大きく影響します。
購入前には、日常的に持ち歩くアイテムを整理し、どのサイズなら無理なく収まるかをイメージして選ぶことが後悔しないポイントといえるでしょう。
身長別のエルメスのバーキンのおすすめサイズをご紹介
バーキンはサイズによって印象や使い勝手が大きく異なるバッグです。身長や体格に合ったサイズを選ぶことで、見た目のバランスが整い、より洗練された印象に仕上がります。ここでは、身長別におすすめのサイズを詳しく解説します。
バーキン25:150cm台前半/小柄な人

サイズ:横25cm×縦20cm×幅13cm
バーキン25は横幅25cmのコンパクトなサイズで、小柄な方に最もバランス良く馴染むモデルです。全体的に華奢な印象のコーディネートにも自然に溶け込み、バッグだけが浮いてしまう心配がありません。特に150cm台前半の方が持つと、アクセサリーのような感覚で上品さを引き立ててくれます。
収納力は必要最低限で、財布やスマートフォン、小さめのポーチなどが入り、すっきりとしたフォルムを保てるのが魅力。フォーマルシーンや食事会、パーティーなどにも適しており、エレガントな印象を演出できます。さらに中古市場でも人気が高く、資産性を重視したい方にもおすすめです。
「大きすぎるバッグはバランスが取りにくい」と感じる小柄な方にとって、バーキン25は見た目と実用性を両立できる理想的なサイズといえるでしょう。
バーキン30:150cm後半〜160cm前後の人

サイズ:横30cm×縦22cm×幅16cm
バーキン30は日本人女性に最も人気の高い定番サイズで、150cm後半〜160cm前後の方に特におすすめです。横幅30cmのバランスの良いサイズ感は体格に自然にフィットし、どんなコーディネートにも違和感なく馴染みます。
収納面でも優秀で、長財布やポーチに加え、500mlのペットボトルも収納可能。日常使いはもちろん、通勤やちょっとした外出など幅広いシーンで活躍します。腕に通して持てる点も使い勝手の良さにつながっており、機能性とデザイン性のバランスが非常に優れています。
「初めてのバーキンで失敗したくない」という方にも選ばれることが多く、まさに万能型のサイズ。オンオフ兼用で使いたい方や、1点で幅広いシーンに対応したい方には最適な選択肢です。
バーキン35:165cm以上の人

サイズ:横35cm×縦25cm×幅18cm
バーキン35は横幅35cmの大きめサイズで、165cm以上の高身長の方や体格が比較的しっかりしている方に最適です。存在感のあるサイズ感ながら、身長とのバランスが取りやすく、持つだけで洗練された印象を与えます。
A4サイズの書類やタブレットも収納できるため、ビジネスシーンでの使用にも最適。荷物が多い方でも安心して使える収納力があり、実用性を重視したい方に向いています。やや重量感はあるものの、その分しっかりとしたフォルムが保たれ、高級感をより際立たせてくれるのも魅力です。
また、男性ユーザーからの需要もあり、ユニセックスに使えるサイズとしても注目されています。仕事でもプライベートでも存在感を出したい方にぴったりのモデルです。
バーキン40:高身長の人や旅行・ビジネス使いなど大容量を求める人

サイズ:横40cm×縦30cm×幅21cm
バーキン40は横幅40cmの最大サイズで、高身長の方や大容量を求める方に適したモデルです。その収納力は非常に高く、ノートPCや書類はもちろん、着替えなども収納でき、出張や旅行用バッグとしても活躍します。
サイズが大きいため、持つ人の体格とのバランスが重要になりますが、170cm以上の方であれば自然に持ちこなせます。特に男性や海外セレブに愛用者が多く、ラフに持ってもスタイルが決まる点がメリットです。
一方でバッグ自体の重量もあるため、長時間の持ち歩きには注意が必要です。しかし、その圧倒的な存在感と実用性は他のサイズにはない魅力。荷物が多い方や、1泊程度の旅行にも使えるラグジュアリーバッグを探している方におすすめです。
エルメスのバーキンの人気サイズはどれ?

エルメスのバーキンの中で、日本国内において最も人気が高いのは「バーキン30」です。いわゆる「ジャパンサイズ」とも称され、日本人の体格やライフスタイルに馴染みやすい絶妙なサイズ感が人気の理由。普段使いからフォーマルまで幅広く対応でき、初めてのバーキンとしても選ばれる定番モデルです。流通量やカラー展開が豊富な点も支持される理由といえるでしょう。
一方、「バーキン25」はコンパクトで洗練された印象からファッション性を重視する方やミニマム志向の方に選ばれています。「バーキン35」はA4書類が収まる実用性の高さから、通勤やビジネス用途を重視する方に人気です。「バーキン40」は大容量で、旅行や出張、高身長の方や男性ユーザーに支持されています。
バーキンは30が王道の人気サイズですが、用途や好みによって最適なサイズは異なるため、自分のライフスタイルに合った選び方が重要です。
エルメスのバーキンのサイズ別コーディネート3選を紹介!
バーキンはサイズによって大きく印象が異なるバッグです。
サイズ別コーディネート3選について解説します。
バーキンのコーディネート1.バーキン25はファッションの差し色に

まるで新緑のように美しいグリーン「ヴェールユッカ」を用いたバーキン25。ネイビー×グレーのシンプルな装いも、バーキン25の明るさでパッと華やかに。小さめサイズだからこそ、ヴェールユッカのさわやかなカラーが凝縮され、コーディネートの差し色になっています。
「小さいバッグはアクセサリーとしても活かせる」というメリットを、最大限に発揮しているコーディネートでしょう。
あえてフラップを外し、ラフに持つところにはこなれ感の演出も。ミニサイズながら、バッグの奥行きが深めに作られているため、存在感は抜群です。
腕にかけるもしくはタイプの大きさであることから、エレガントな印象になることも大きな特徴。小柄な女性でも無理なく持つことができ、どんな場所でも活躍してくれるでしょう。日常使いも、特別なシーンでも使用でき、ひとつ持っておくと重宝するサイズです。
バーキンのコーディネート2.バーキン30は日本人にぴったりのサイズ

バーキン30は日本人にぴったりのサイズ。大きすぎず小さ過ぎず、どんな身長の方が持ってもぴたりと似合うサイズです。「ファーストバーキンのサイズは30が良い」とされるほど、もしバーキンのサイズに迷うなら、30を選んでみると間違いありません。
気を付ける点があるとすれば、バッグの横幅が30センチという観点から、パーティーシーンには向かないことでしょうか。しかし、高級ホテルやレストランのパーティーには向かないだけで、友人同士の気さくなパーティーには使用可能です。
どんな素材でもカラーでも使いやすいサイズですが、「できるだけ多くのシーンで使用したい」という場合には、ブラックやベージュなどのカラーがおすすめ。イエローブラウンは華やかさもあり、バーキン25と同じくファッションのポイントとしても使用可能です。
バーキンに使用される革は、比較的どれも傷つきにくいですが、丈夫さを求めるならオーストリッチがおすすめ。牛革よりも耐久性があり、「できるだけたくさん持ち歩きたい」という気持ちを満足させてくれるでしょう。
バーキンのコーディネート3.日常でも仕事でも使いやすいバーキン35

バーキン35はA4サイズの書類がすっぽりと入るサイズ。このため、ビジネスシーンで大活躍してくれます。スーツ姿にバーキン35を合わせれば、シンプルな装いにも華やかさがプラスされ、ワンランク上のファッションを目指せるでしょう。
ビジネスで使用するなら、バッグのカラーは黒やブラウンなどの落ち着いたカラーで。シンプルに見えるカラーでも、バーキン特有のエレガントさが持つ人の気品を引き立ててくれます。
仕事でもプライベートでも使用したい場合は、人気が高い「ゴールド」のカラーがおすすめ。まるでキャラメルに似たカラーの可愛らしさは、ゴールドならではの趣があります。ゴールドの金具のものを選べば、エレガントの中にさりげないゴージャスさも。
バーキン35は日本人が持つバッグとしては少し大きめ。だからこそ、スカーフやチャームを付けてアレンジをする楽しみもあります。人気の「ロデオ」など、可愛いチャームを上手に使って、自分だけのバーキンを完成させてみてください。
エルメスのバーキンの各サイズで使われている素材を5つ紹介!
バーキンにはあらゆる革が使用され、そのすべてに職人のこだわりが詰め込まれています。
特に人気の革3つの特徴を解説します。
バーキンの素材1.トゴ

エルメスのトゴは1997年にエルメスより誕生したレザー。雄の仔牛の革を指し、正式名称は「ヴォー・クリスペ・トゴ(Veau Crispe Togo)」です。エルメスが扱う牛革の中では、トップクラスの人気を誇る革でもあります。
特徴は深く細かく刻まれた革目でしょう。細かい革目がエレガントさを引き立て、どんなカラーもよく馴染みます。傷がつきにくく、型崩れもしにくいことから、どんな場面でも使用しやすい素材です。その頑丈さから「使いやすい素材」と語られるほど。さりげなく上品な艶がある点も特徴のひとつでしょう。
柔らかな手触りが楽しめる一方、高い耐久性も備えているため、バッグ以外の小物にも良く利用される革です。
気品があるデザインであること、頑丈さを備えていることから、ファーストバーキンにはトゴが選ばれることも少なくありません。バーキンを複数持つなら、ひとつは持っておきたい素材です。
トゴを遠目で観たときに、長い筋のような縦線が見えることがありますが、これは血筋。他の革ではあまり見られないため、「トゴならではの特徴」として語られることが多いです。
バーキンの素材2.スイフト

スイフトはフランス語で雄仔牛を指し、正式名称を「ヴォー・スイフト」と言います。エルメスでは雄仔牛の革をいくつか使用していますが、スイフトは2006年、「ヴォー・ガリヴァー」の後継として誕生しました。
「ヴォー・ガリヴァー」は著名な物語である「ガリバー旅行記」から名付けられたとされ、後継の「ヴォー・スイフト」は作者のジョナサン・スウィフトに由来します。
スイフトの特徴は、やはり「手に吸い付く様な質感」でしょう。エルメスの革はどれも柔らかさに感動しますが、スイフトの柔らかさはその中でも抜群。「こんなに柔らかい革があるのか」と驚くほどです。それでいて、ほどよい弾力としなやかさを兼ね備えている点には、エルメスらしいエレガントさを見ることができます。
カラーの発色が良いこともスイフトの特徴で、どのカラーもくっきりと美しく染まることが知られています。明るい色で染めると、より革の美しさが際立つでしょう。
使い込むごとに風合いが変わるため、長く経年変化を楽しめる革でもあります。
バーキンの素材3.エプソン

エプソンは正式名称を「ヴォー・エプソン」と言い、雄牛の革から生まれた素材です。かつて、エルメスで愛された素材である「クシュベル」の次に誕生し、細かい革目の型押しが特徴です。トゴよりさらに細かい型押しであること、張りがあり固めで型崩れしにくいところもポイント。
革素材の中でも比較的軽く、持ち歩きやすいところがエプソンのメリットです。バーキン35など、大きめのバッグで選ぶと重量を抑えられるでしょう。また、丈夫で水に強いため、どんなシーンでも活躍してくれます。型崩れしにくい素材なので、ビジネスバッグとしても重宝するでしょう。
「軽くて、丈夫で、どんなところにも持っていけるバーキン」なら、このエプソンを用いたものをおすすめします。
柔らかなカラーも明るく発色するため、パステルカラーのバーキンが欲しいときにもおすすめ。他の革よりもふんわりとしたカラーに染まります。
バーキンの素材4.トリヨンクレマンス

トリヨンクレマンスは、1992年に登場した雄牛の革から作られる素材で、エルメスを代表する定番レザーのひとつです。登場当初は「ムー」と呼ばれていましたが、現在の名称はエルメスにゆかりのある人物の名前に由来しています。長年にわたり多くのファンに愛されてきた、信頼性の高い素材です。
特徴として挙げられるのは、やわらかくしなやかな質感と、ほどよく大きめのシボ(しわ)でしょう。手にした瞬間から馴染みやすく、使い込むほどにさらに柔らかさが増していきます。年月とともに革の表情が少しずつ変化し、自分だけの風合いへと育っていく点も魅力です。バーキンならではの上品なフォルムに、やわらかな雰囲気をプラスしてくれます。
また、発色が美しく、深みのある色合いに仕上がるのもポイントです。同じカラーでも他の素材より濃く見えることがあり、より落ち着いた高級感を演出してくれます。見た目の美しさと扱いやすさを兼ね備えているため、初めてのバーキンにも選ばれることが多い素材です。
バーキンの素材5.ボックスカーフ

ボックスカーフは、生後6ヵ月以内の仔牛の革から作られるエルメスの伝統的なレザーで、長い歴史を持つ定番素材です。表面にガラス加工が施されているため、なめらかで美しい光沢があり、他のレザーにはないクラシカルで上品な印象を与えます。
きめ細かく均一な質感は非常にエレガントで、フォーマルなシーンにもよく映えるのが特徴です。しなやかさと適度な強度を兼ね備えており、型崩れしにくく、比較的長く美しい状態を保てます。
また、表面がなめらかな革質のため、細かな傷にはやや注意が必要ですが、その分メンテナンスによって状態を整えやすい点も魅力のひとつです。日頃からケアを行うことで、美しい風合いを維持しながら長く愛用できるでしょう。
近年は原皮の減少により生産数が限られ、希少性が高まっていることから再び注目されています。使い込むほどに艶が増し、より深みのある表情へと変化していくため、ヴィンテージとしての魅力も楽しめる素材です。
エルメスのバーキンのサイズについてまとめ
まとめ
- 日本人に合うサイズはバーキン30
- ビジネスシーンならA4サイズが入る35がおすすめ
- 人気の素材はトゴ・スイフト・エプソン
日本で多く使用されるバーキンは25・30・35・40の4種類。中でも日本人女性に合うとされるサイズは、バーキン30です。もしサイズ選びに迷ったら、バーキン30を選んでみると良いでしょう。
バーキン35・40は大きいぶんだけ活躍の場が広がりますが、重量が重い点に注意です。軽めの素材を選ぶなどして、工夫をしてみてください。ビジネスシーンで使用するなら、A4サイズの書類が入るバーキン35がおすすめです。
革によっても雰囲気が変わるため、自分好みの素材選びも楽しみましょう。
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