シャネルのシリアルシールは、シャネルのバッグや財布の内側に貼られているシリアルナンバーが記載されたシールです。残念なことにシャネル程の高級ブランドとなると、利益を得るために模造品を流通させる違法な業者も現れる可能性があります。模造品は、正規品とそっくりに作られていることもあり、一見しただけでは見分けがつきにくいです。
そこで、シャネルのシリアルシールの特徴を知っておくと、正規品と偽造品の区別がつきやすくなるでしょう。シャネルのバッグや財布には、同じシリアルナンバーが記されているギャランティカードとシリアルシールが付属しています。ただし、2021年以降の製品では、シリアルシールとギャランティカードが廃止され、金属プレートへ移行しています。
また、シリアルシールは強固に接着されていて剥がれにくく、勝手に貼り替えられないように工夫されています。
本記事では、これからシャネルのバッグを中古で購入する方や、すでに入手している方に向けてシャネルのシリアルシールの種類を紹介していきます。あわせて製造年代の確認方法まで解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で常務執行役員として勤務。高級時計、宝石の査定を得意とし、業界で15年以上の豊富な経験を持つ。
現在は「お客様にとっての特別な企業になる」という信念と共に、国内11の店舗を統括している。
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シャネルのシリアルシールとは?

シャネルのシリアルシールとは、シャネルのバッグや財布に貼られているシールのことです。シリアルシールはギャランティカードと対になっていて、製造年ごとに異なるシリアルナンバーが記載されています。ギャランティカードだけではなく、アイテム本体に貼付されているシリアルシールを確認することで、正規品と模造品の見分けがしやすくなります。
シャネルのシリアルシールには、特徴があります。例えば、年代により仕様は異なりますがブラックライトを当てると明るく発光し、シールの端に赤いラインが浮かび上がります。この赤いラインにはシャネルのブランド名が表示されていて、模造品では真似することが難しい仕様となっています。
また、こちらも年代により仕様が異なりますが、シールにはXのように切り込みが入っていて、無理に剥がそうとするとシールが切れてしまいます。そもそも強固に貼付されていて剥がしにくいので、シリアルシールは模造品を防止する観点で重要な役割を担っているといえるでしょう。
シリアルシールは、2021年5月の新作から廃止され、代わりに金属製のプレートが貼付されることになりました。しかし、特に中古市場には2021年5月の新作以前のアイテムも流通しているため、正規品のシリアルシールの特徴を把握しておくことで、模造品を誤って購入してしまうトラブルを減らすことができるでしょう。
シャネルのシリアルシールの種類を紹介!

こちらのセクションでは、シャネルのシリアルシールや、シリアルシールに代わって採用された金属プレートについて紹介します。
中古市場でよく見られるシリアルシールやヴィンテージ品に見られるものなど、年代による仕様の違いを解説するので、購入時の参考にしてみてください。
近年のシャネルに見られるシリアルシール
シャネルのシリアルシールは、2021年5月の新作以降に廃止となりました。そのため、近年のシャネルに見られるシリアルシールはありません。2021年5月以降に製造されたバッグでは、シリアルシールやギャランティカードに代わり、金属プレートが採用されています。
この金属プレートは、シャネルのバッグの内側に貼付されていて簡単には剥がれない仕様となっている点が特徴です。デザインとしては、大きくココマークが描かれていて、そのすぐ下にシリアルナンバーが記されています。
金属プレートには、ランダムな英数字が記載されています。従来のシリアルシールとは異なり、記載された番号から製造年を判別することはできません。また、金属プレートの有無や番号だけで真贋を判断することはできないため、縫製や金具、素材なども含めて総合的に確認する必要があります。
中古市場でよく見られるシリアルシール
中古市場でよく見られるシリアルシールは、特徴がいくつかあります。まずは、規則性のある数字が記載されているという点です。シャネルのシリアルシールには、シリアルナンバーが記載されていて、製造年ごとに先頭の数字が異なります。そのため、中古市場では、1980年代半ば頃に採用された初期のシリアルナンバーから、廃止直前の2021年頃に見られる31から始まる8桁のシリアルナンバーまで、幅広い年代のものが流通しています。
中古市場でよく見られるシリアルシールのデザインとしては、基本的には白地で角が丸い長方形になっているものが多い印象です。中には、白地のシールにゴールドでココマークが装飾されているものもあり、デザインはワンポイントから総柄まで様々です。
こちらのシリアルシールは、シリアルナンバーやココマークで模造品と区別しやすくなっているだけではなく、仕掛けも施されています。年代により仕様が異なりますが、シャネルの正規ブティックなどで専用の機械を使い、ブラックライトを当てるとシリアルシールの端に赤いラインが浮き上がります。中古市場でよく見られるシリアルシールには、製造年がわかるシリアルナンバーや、年代により仕様は異なりますがブラックライトで浮かび上がるラインなどの特徴があるため、ぜひ確認してみてください。
ヴィンテージ品に見られるシリアルシール
ヴィンテージ品に見られるシリアルシールの特徴は、基本的に中古市場でよく見られるシリアルシールの特徴と同じで、ココマークやシリアルナンバーが印字されています。ただし、基本的にシリアルナンバーの桁は7桁か8桁なのですが、ヴィンテージ品の場合は稀に6桁のシリアルナンバーが記載されていることもあるようです。
また、シリアルシールには偽造防止のために、年代によって異なりますがXの切れ込みやホログラムなどの加工が施されています。しかし、ヴィンテージ品の場合はそれらがないこともあり得ます。さらに、30年以上前のヴィンテージ品などでは、経年劣化からシリアルナンバーやココマークが読み取りにくくなってしまっていたり、シリアルシール自体が剥がれてしまっていたりする場合もあります。
そのため、ヴィンテージ品に関しては、シリアルナンバーが6桁しかない、シリアルシールが貼付されていないという理由だけで、模造品だと決めつけない方が良いでしょう。ヴィンテージ品の見極めは、自己判断せず専門家に頼った方が良さそうです。
シャネルのシリアルナンバーや購入情報を確認する方法

シャネルのバッグや財布を中古市場で購入するうえで、模造品に騙されないように対策することはとても大切なことです。なるべくリスクを減らすためにも、購入時にはシリアルナンバーや購入情報をチェックしておくことが大切です。
シャネルのシリアルナンバーや購入情報を確認する方法を4つにまとめて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
シリアルシール
シャネルのシリアルナンバーを確認したい場合は、シリアルシールをチェックしましょう。先述したように、シリアルシールは本体に直接貼付されていて、剥がれにくくなっています。また、年代により仕様が異なりますが、Xのような切込みが入っていて、無理矢理取ろうとするとシールが切れてしまいます。そのため、シリアルシールは勝手に貼り替えにくく、正規品と模造品を区別するうえで重要な特徴といえるでしょう。
シリアルシールには、近年のシャネルに見られるデザインから中古市場でよく見られるデザインまであります。さらに、ヴィンテージ品に見られるタイプのシリアルシールもあるため、購入したいアイテムごとにデザインを確認しておくのがおすすめです。
また、年代により仕様が異なりますが、シリアルシールにはブラックライトで発光する特殊な加工が施されています。店舗で直接購入する場合は、スタッフに確認して貰うと模造品のリスクを減らせるのではないでしょうか。シリアルシールは2021年5月の新作から廃止されていますが、中古市場ではそれ以前のアイテムも流通しているため、シリアルシールをチェックしてシリアルナンバーを確認するようにしましょう。
ギャランティカード
ギャランティカードをチェックして、シャネルのシリアルナンバーや購入情報を確認するのも有効な手段です。ギャランティカードにはシリアルシールと同じシリアルナンバーが記載されています。そのため、購入時に確認しておくことでシリアルナンバーを確認することができます。
ギャランティカードはシリアルシールと対になっており、それぞれの製品に付属しています。注意点として、ギャランティカードは本体から独立しているため、別の製品のギャランティカードと入れ替わってしまう可能性もゼロではありません。そのため、シリアルナンバーを確認する際は、ギャランティカードと本体に貼付されているシリアルシールをチェックして、シリアルナンバーが同じものか見るようにしましょう。
また、ギャランティカードもシリアルシールと同様に、2021年5月の新作から廃止されているため、それ以降に販売されたアイテムには付属していません。特に、中古市場でシャネルのバッグや財布を購入する場合は、ギャランティカードをチェックしてシリアルナンバーを確認すると良いでしょう。
金属プレート
シャネルでは2021年以降、バッグのシリアルシールとギャランティカードに代わり、金属プレートが採用されています。
金属プレートにはランダムな英数字が記載されており、従来のシリアルナンバーのように番号から製造年を判別することはできません。
ただし、金属プレートの有無や記載された番号だけで、正規品か模造品かを判断することはできません。中古品を購入する際は、縫製や金具、素材、付属品なども含めて総合的に確認することが大切です。
ブティックシール
シャネルの購入情報を確認する方法として、ブティックシールを確認するという手段があります。ちなみに、シリアルシールや金属プレートだけでは購入場所を特定することはできないので、注意しましょう。
ブティックシールには、商品の販売日と販売店を表すアルファベットが記載されています。これらの英数字はスタンプで押されているのが特徴です。そのため、販売日が手書きのものは模造品の可能性があります。また、シールのカラーも現時点では、購入日や販売店を示すブティックシールはゴールド、修理履歴を示すリペアシールはシルバーです。シールのカラーがゴールドやシルバー以外の商品は、疑った方が良いかもしれません。
そして、商品をチェックする場合は、ブティックシールだけではなくシリアルシールも確認しましょう。ブティックシールに押されている販売日と、シリアルシールに記載されているシリアルコードの製造年が大幅に異なる場合は注意が必要です。また、ブティックシールは2016年6月以降に廃止されているようなので、ブティックシールが貼付されていないアイテムもあります。
中古市場でシャネルのバッグや財布を購入する場合は、個人間取引を避け、商品情報や付属品を確認したうえで販売しているブランドリユース店を選びましょう。
シャネルのシリアルナンバーを製造年代別で紹介
シャネルのシリアルナンバーは、製造年代や真贋を確認する際の判断材料の一つになります。さらに、シリアルナンバーで製造年を割り出すこともできるため、購入時には積極的に確認するようにしましょう。
こちらのセクションでは、シャネルのシリアルナンバーを製造年代別で紹介するので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
1985~2005年
| 製造年代 | シリアルナンバー | 桁数 |
|---|---|---|
| 1985年 | 0****** | 7桁 |
| 1990年 | 1****** | 7桁 |
| 1992年 | 2****** | 7桁 |
| 1995年 | 3****** | 7桁 |
| 1997年 | 4****** | 7桁 |
| 1998年 | 5****** | 7桁 |
| 2000年 | 6****** | 7桁 |
| 2001年 | 7****** | 7桁 |
| 2003年 | 8****** | 7桁 |
| 2004年 | 9****** | 7桁 |
| 2005年 | 10****** | 8桁 |
シャネルのシリアルナンバーは、2026年現在から41年遡った1985年から存在します。これは、シリアルナンバーが貼付されることで、正規品と模造品を区別しやすくするためです。このことからも、当時からシャネルはそのブランド価値を守るために、悪質な模造品への対策を厳重に行っていたのではないかと考えられるでしょう。
シリアルナンバーの先頭の数字は、製造時期の経過に伴って0番台、1番台、2番台と増えていきます。1980年代半ばから2004年頃までのシリアルナンバーは基本的に7桁ですが、初期の一部には6桁のものも存在していました。そして、2005年から先頭の数字が10になったため8桁になっています。シリアルナンバーの仕様は一見すると複雑に見えますが、このように詳しく見てみると製造年ごとに先頭の数字が増えていくため、わかりやすいのではないでしょうか。
このように、正規品のシャネルのアイテムのシリアルナンバーは、7桁~8桁となっています。しかし、稀に古いヴィンテージ品では6桁のシリアルナンバーが記載されているアイテムもあるようです。購入時にシリアルナンバーを参考にして正規品か模造品か区別する際は、ぜひプロの買取スタッフにも相談してみてください。
2006~2021年
| 製造年代 | シリアルナンバー | 桁数 |
|---|---|---|
| 2006年 | 10****** | 8桁 |
| 2007年 | 11****** | 8桁 |
| 2008年 | 12****** | 8桁 |
| 2009年 | 13****** | 8桁 |
| 2010年 | 14****** | 8桁 |
| 2011年 | 15****** | 8桁 |
| 2012年 | 16****** | 8桁 |
| 2013年 | 17****** | 8桁 |
| 2014年 | 18******~20****** | 8桁 |
| 2015年 | 21****** | 8桁 |
| 2016年 | 22******、23****** | 8桁 |
| 2017年 | 24******、25****** | 8桁 |
| 2018年 | 26****** | 8桁 |
| 2019年 | 27******~29****** | 8桁 |
| 2020年 | 30****** | 8桁 |
| 2021年 | 31****** | 8桁 |
2006~2021年のシャネルのシリアルナンバーの特徴は、基本8桁だということです。2006年は10から始まる数字で、そこから順に先頭の数字が11、12…と増えていきます。ただし、1985~2005年の間に製造されたシリアルナンバーとの違いもあります。それは、同じ年に製造されたアイテムでもシリアルナンバーの先頭の数字が異なる場合があるという点です。
例えば、2014年は18から始まる数字でシリアルナンバーが構成されています。しかし、18だけではなく19や20から始まるシリアルナンバーもあります。そのため、一年ごとにシリアルナンバーの始まりの数字が変わるというわけではないので、見分ける際には注意が必要です。
シリアルナンバーと製造年代の対応は目安であり、製造時期によって番号が前後する場合があります。2019年頃は27~29番台、2020年頃は30番台、2021年頃は31番台が目安です。
シリアルナンバーだけで製造年や真贋を断定せず、シールの仕様や商品の特徴などもあわせて確認しましょう。
2021年以降
| 製造年代 | 識別方法 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1985年~2021年頃 | シリアルシール | 基本的に7~8桁。初期の一部には6桁のものもある |
| 2021年以降 | 金属プレート | ランダムな英数字が記載され、番号から製造年を判別できない |
2021年以降、シャネルのバッグではシリアルシールとギャランティカードに代わり、金属プレートが採用されています。金属プレートには、ランダムな英数字が記載されています。
従来のシリアルナンバーとは異なり、金属プレートに記載された番号から製造年を判別することはできません。
詳しい製造時期を確認したい場合は、購入時の商品タグやレシート、販売店の商品情報などもあわせて確認しましょう。
シャネルのアイテムを購入するならどこがおすすめ?

ギャラリーレア 公式通販サイトでは、買取スタッフが商品の状態や付属品を確認したうえで販売しています。そのため、個人で入手するよりも、模造品を誤って購入してしまうリスクを減らすことができるでしょう。
特に、中古のシャネルは、製造年代によってシリアルシールや金属プレートなどの仕様が異なります。そのため、個人の力だけで真贋を判断するのは困難だといえるでしょう。誤って模造品を購入してしまうリスクを抑えるためにも、購入する際は商品情報や付属品の有無が明記されている販売店を選ぶようにしてみてください。
ギャラリーレア 公式通販サイトでは、様々な種類のシャネルの中古バッグや財布をご用意しております。シャネルの中古バッグや財布をお探しの方は、ギャラリーレア 公式通販サイトもぜひご検討ください。
シャネルのシリアルシールの種類についてまとめ
まとめ
- シャネルのシリアルシールには主に、7桁~8桁のシリアルナンバーが記載されている。
- ヴィンテージ品に見られるシリアルシールは、稀にシリアルナンバーの桁が6桁のものもある。
- 特に、ヴィンテージ品だと、シリアルシール自体が無くなっている可能性もあるので、見極める場合は専門家に相談するのがおすすめ。
- シリアルシールは2021年5月の新作以降廃止になっているので、近年のものは金属プレートに代わっている。
シャネルのシリアルシールには、主に中古市場でよく見られるシリアルシールとヴィンテージ品に見られるシリアルシールがあります。中古市場でよく見られるシリアルシールには、7~8桁のシリアルナンバーが記載されていて、先頭の数字をチェックすることで製造年を判別することができます。
また、ヴィンテージ品に見られるシリアルシールの場合は、シリアルナンバーが6桁のものもあるようです。さらに、経年劣化やシール自体が紛失されていることもあり得ます。そのため、ヴィンテージ品のチェックをする場合は、自己判断せず専門家に確認してもらった方が良いでしょう。
そして、近年のシャネルに見られるシリアルシールの特徴ですが、シリアルシールは2021年5月の新作から廃止になっているので、近年のものは代わりに金属プレートが貼付されています。このように、シリアルシールは様々な種類があるため、ぜひ購入時には確認するようにしてみてください。
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