近年、度重なる価格改定により、実物資産としての価値も注目されているシャネルのアイテム。
中でも、傷がつきにくく日常使いしやすい「キャビアスキン」素材は、シャネルのバッグや財布で絶大な人気を誇り、中古市場でも高い需要があります。
しかし人気の高まりとともに、非常に精巧に作られた偽物も多く流通しており、購入に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、シャネルのキャビアスキン素材の特徴と、偽物の見分け方を詳しく解説します。

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で青山表参道店の店長として勤務。高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶ表参道エリアにおいて、お客様の立場に寄り添った丁寧なヒアリング接客を武器に活躍。日・英・仏の3か国語を操り、国内だけではなく海外のお客様からの信頼も厚い。
目次
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シャネルのキャビアスキンはどんな素材?特徴は?

キャビアスキンは、シャネルのバッグや財布に多く採用されている定番素材の一つです。
傷がつきにくく耐久性に優れているため、デイリーユースのアイテムとして多くのファンに愛されてきました。ここでは、ラムスキンとの違いを踏まえながら、その素材の正体と魅力を詳しく見ていきましょう。
キャビアスキンという呼称は通称であり、シャネル公式では「グレインド カーフスキン」と表記される素材として展開されています。
一般的にカーフスキンは生後6ヶ月以内の仔牛革を指すとされ、その表面に粒状の型押し加工を施したものがキャビアスキンと呼ばれています。表面の凹凸がキャビアの粒に似ていることが、その呼称の由来です。
最大の特徴は、表面の細かい粒状の凹凸によって傷や汚れが目立ちにくく、ラムスキンと比べて耐久性に優れる点です。
ラムスキンが繊細で上品な印象を与えるのに対し、キャビアスキンはハリのある質感と表情を持っており、通勤バッグや日常使いの財布として選ばれることが多い素材です。
人気モデルにはマトラッセ、ココハンドル、チェーンウォレットなどがあり、いずれもキャビアスキン仕様は中古市場でも入荷後すぐに売り切れることが多い人気素材です。
ただし、丈夫といっても深い傷や凹凸の損傷は修復が難しいため、中古購入時は角スレや型崩れ、凹凸のつぶれを確認することが大切です。
シャネルのキャビアスキン素材の偽物の見分け方を3つ解説

スーパーコピー品の精度が年々向上している現在、画像だけで真贋を見抜くのは困難になってきました。
本物のキャビアスキンには独特の特徴がありますが、シャネル公式も真贋の詳細な見分け方は公開しておらず、確実に本物を入手する方法は正規販売経路を選ぶことだとしています。
ここでは現物確認時の参考になる3つのポイントを解説します。
1.革の質感や凹凸
天然素材ならではの微細な不規則性は、本物のキャビアスキンに見られる特徴の一つです。
本物の粒は立体感があり、一つひとつの凹凸に自然なゆらぎや陰影が見られるとされます。一方、偽物は型押しが均一すぎたり、粒が浅く潰れていたり、不自然に整いすぎていることがあります。
においも補助的な確認ポイントの一つで、強い薬品臭やビニール臭、ガソリンのような異臭がある場合は注意が必要です。
ただし、保管環境やクリーニング歴、防臭剤の使用などによってもにおいは変わるため、においだけで真贋を判断することはできません。
また、表面の艶感にも違いが現れることがあります。本物は深みのある上品な光沢を持つ一方、偽物は安っぽいテカリやマット感の不自然さが見られるケースもあります。
オンライン購入時には質感やにおいの確認ができないため、信頼できる販売店を選ぶことが偽物を避ける最大の対策となります。
2.弾力
押したときの反発感や、手にしたときのしなやかさにも、本物と偽物の違いが表れることがあります。
本物のキャビアスキンは、硬さの中にしなやかな弾力を併せ持っているのが特徴とされます。プラスチックのような硬さではなく、天然皮革ならではの自然な反発力があり、革の厚みと密度を感じられます。
フラップを開閉した際の自然なしなり、マチ部分を軽く押したときの上質な抵抗感は、本物ならではの感覚です。
偽物の場合、硬すぎてプラスチックのような感触だったり、芯材が不自然に厚かったり、逆にハリがなくペラペラとした薄さで型崩れしやすかったりと、極端な印象を受けることが多いです。
折り曲げたときに直線的で鋭いシワが入ってしまう個体も、合成素材である可能性が考えられます。
ただし、弾力もモデルや年代、使用状況によって変化するため、単独で真贋を判定する材料にはなりません。中古品を選ぶ際は、型崩れの程度もチェックポイントの一つとして総合的に確認しましょう。
3.素材の重さ
重さも本物と偽物を比較するうえでの参考要素の一つとされます。
本物のシャネルは、天然牛革に加えて金具も上質な素材で作られているため、しっかりとした重みを感じられる傾向があります。
チェーンを持ち上げたときの重量感、留め具を開閉するときの安定感は、品質を測る一つの目安です。
一方、偽物は本体の革や金具が軽く、安っぽい印象を受けることがあります。金具部分では、メッキが黄色すぎる、軽く弾くと甲高い音がする、短期間で剥がれるといった特徴に注意が必要です。
ただし、重さはあくまで補助的な目安であり、モデルやサイズ、金具の種類、年代、補修歴によって大きく異なるため、重さだけで本物・偽物を判断することはできません。
チェーンや留め具の質感、革の状態、縫製、刻印、付属品、販売経路などを総合的に確認することが重要です。
なお、2021年頃からシャネルではギャランティカードや従来型のシリアルシールが順次廃止され、バッグでは内側にランダムな英数字が刻印された金属プレートを装着する仕様へと移行しています。
一方で、財布やスモールレザーグッズはバッグと仕様が異なる場合があるため、年式やカテゴリごとの仕様確認が必要です。
シャネルのキャビアスキン素材の偽物はどこで出回っている?

精巧なスーパーコピー品が増加するなか、購入経路によっては偽物に遭遇するリスクが大きく変わります。
ここでは特に偽物が流通しやすい3つの経路と、それぞれの危険性について解説します。安心して本物を手に入れるためにも、リスクの高い販売チャネルを知っておきましょう。
偽のオンラインショップ
「公式アウトレット」を装った偽サイトは、近年特に被害が増えている購入経路の一つです。
「激安」「公式アウトレット」「80%OFF」「工場直販」など、正規価格から大きく乖離した文言を掲げるサイトは、偽サイトや詐欺サイトの可能性があるため注意が必要です。
シャネルには公式アウトレットや値引き販売を行うファクトリーストアは存在せず、バッグや財布を定価よりも大幅に安く新品販売する通常の正規ルートはありません。
被害は偽物が届くだけにとどまらず、クレジットカード情報や個人情報が流出するリスクも伴います。
サイトのデザインが本物そっくりに作り込まれているケースも多く、URL、運営会社情報、特定商取引法の表記などを慎重に確認することが大切ですが、それでも素人が完全に見抜くのは難しいのが現状です。
「安すぎる価格には必ず理由がある」という認識を持ち、シャネルの正規価格帯から大きく乖離した販売サイトには近づかないことを強くおすすめします。
並行輸入品を装った商品
「並行輸入品だから安い」という説明を、偽物販売の言い訳に使う悪質業者が後を絶ちません。
並行輸入そのものは違法ではなく、真正品であり一定の要件を満たす場合は、商標権侵害にはあたらないとされています。
しかし、悪質な業者は「海外独自ルート」「格安並行輸入」「海外限定モデル」などの言葉を巧みに使い、偽物を本物として販売するケースがあります。特に「海外仕様のため正規店での修理は不可」といった説明を強調する販売者には注意が必要です。
シャネル製品は購入国にかかわらずブティックで修理相談できる場合がありますが、実際の修理可否は製品の状態や購入経路、過去の修理・改造歴などによって異なります。
修理不可を理由に真贋確認を避ける販売者には慎重に対応しましょう。
「並行輸入品」という言葉が偽物販売の口実に使われるケースもあるため、販売店の信頼性、真贋保証の有無、ギャランティーカードや付属品の整合性、購入後のアフターサポート体制などを総合的に確認することが大切です。
フリマアプリ
個人間取引のフリマアプリは、高額なブランド品の購入経路としては最もリスクが高いと言わざるを得ません。
個人出品が中心のフリマアプリでは、事前にプロによる鑑定が入らないケースが多く、出品者自身が偽物と気づかずに販売していることもあります。
さらに悪質なケースでは、正規品の画像を無断使用し、実際には偽物を発送する「すり替え」被害も報告されています。匿名配送を利用した取引では、トラブル発生時に返金交渉が難航しやすく、泣き寝入りせざるを得ない状況に追い込まれるリスクも考えられます。
レシートやギャランティーカード、ショップの袋までも偽造されることがあるため、付属品が揃っているからといって本物と判断することはできません。
「評価が高い出品者だから安心」と思いがちですが、評価を積み重ねてから偽物を出品する手口も存在します。
高額なシャネル製品をフリマアプリで購入することは、偽物リスクと返金トラブルリスクの両方を抱えることになるため、専門店での購入を強くおすすめします。
シャネルのキャビアスキン素材の偽物を購入しないためにおすすめの入手方法は?

正規店では人気モデルの品薄状態が続いており、中古市場で探す方が増えています。
しかし精巧な偽物が増加している現在、安全に本物を手に入れるためには信頼できる中古ブランド専門店を選ぶことが何よりも重要です。
中でも、AACD(日本流通自主管理協会)に加盟している専門店は、業界の自主基準に基づいた厳格な真贋チェック体制を整えており、安心して購入できる選択肢の一つです。
ギャラリーレアもAACD正会員企業として、経験豊富な専任バイヤーによる真贋チェックを実施しています。
また、買取査定時から商品管理センター、EC掲載段階、店頭発送前、販売成立時まで、複数段階で状態確認と真贋チェックを行う体制を整えているため、オンライン購入時の不安を軽減できる仕組みになっています。
商品ページには状態ランクや詳細画像を掲載しているため、購入前にコンディションを細かく確認できる点も中古品を選ぶうえで大きな安心材料です。
また、銀座本店、青山表参道店、新宿東口店、小田急新宿店、心斎橋本店などの実店舗があり、オンラインで気になった商品は「店舗お取り寄せ」を利用して、対象店舗で実物を確認しながら検討することも可能です。
オンラインショッピングに不安を感じる方も、実物を見て触れて確かめられる環境があれば、より納得して購入できるでしょう。
人気のキャビアスキンモデルは入荷後すぐに売り切れることも多いため、こまめにサイトをチェックすることをおすすめします。
シャネルのキャビアスキンの偽物の見分け方についてまとめ
まとめ
- キャビアスキンはシャネル公式で「グレインド カーフスキン」と表記される素材で、耐久性に優れ日常使いに向いている
- 偽物の見分け方は革の質感や凹凸、弾力、重さなどを総合的に確認することが大切
- シャネル公式も詳細な真贋判定方法は公開しておらず、信頼できる販売経路を選ぶことが最も確実
- 偽サイトや悪質な並行輸入品、フリマアプリでの個人間取引は偽物に遭遇するリスクが高い
シャネルのキャビアスキンは、仔牛革に粒状の型押しを施した丈夫で美しい素材であり、傷がつきにくく長く愛用できることから多くのファンに支持され続けています。
しかし、その人気ゆえに精巧な偽物も多く流通しているのが現状です。
偽物を見分けるには、革の質感や凹凸、押したときの弾力、本体や金具の重さといったポイントを総合的に確認することが大切ですが、スーパーコピーの精度が向上している現在、素人が画面越しに真贋を判断するのは非常に難しくなっています。
シャネル公式も真贋の詳細な見分け方は公開しておらず、確実に本物を入手する方法は正規販売経路を選ぶことだとしています。
偽サイトや悪質な並行輸入業者、フリマアプリでの個人間取引はリスクが高く、トラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。
「もしかしたら偽物かもしれない」という不安を抱えたままでは、せっかくの憧れのシャネルを心から楽しむことができなくなってしまいます。
私たちギャラリーレアは、AACD正会員企業として複数段階の真贋チェック体制を整え、お客様に安心してお選びいただけるシャネルをお届けしています。憧れのキャビアスキンアイテムを心から楽しみたい方は、ぜひギャラリーレアのECサイトをご覧ください。
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