近年、ヴィンテージファッションの流行に伴い、シャネルのバッグやシャネルの財布をはじめとするアイテムが世界中で高い注目を集めています。
その普遍的なエレガンスと資産価値の高さから需要が拡大する一方で、深刻化しているのが偽物の問題です。
特に近年は、洋服から取り外された「シャネルのボタン」の偽物やコピー品が市場に出回り、個人間取引でトラブルが見られるケースもあります。
本記事では、シャネル製品を安心して楽しむために知っておきたい、シャネルのボタンの偽物の見分け方を5つのポイントから解説します。
リスクを避けて安心して購入できるシャネルアイテムをお探しの方は、シャネル製品一覧もぜひ併せてご覧ください。

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で青山表参道店の店長として勤務。高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶ表参道エリアにおいて、お客様の立場に寄り添った丁寧なヒアリング接客を武器に活躍。日・英・仏の3か国語を操り、国内だけではなく海外のお客様からの信頼も厚い。
目次
シャネル 商品一覧
シャネルのボタンの偽物が多く出回っているのはなぜ?

シャネルのボタンに偽物が多く流通している背景には、複数の要因が絡み合っています。
まず大きいのが、ヴィンテージシャネル人気の世界的な再燃です。サステナブル志向の高まりとともに「アップサイクル」の文化が広がり、シャネルの洋服から取り外したボタンを使ったハンドメイドアクセサリーが人気を集めるようになりました。
ピアスやネックレス、ブローチといったリメイク作品の素材として、シャネルのボタン単体の需要が高まっています。こうしたムーブメントは魅力的に見える反面、ボタン単体の流通量が増えたことで偽物製造業者が参入しやすい状況を生んでいます。
さらに見落とされがちなのが、リメイク品をめぐる法的なリスクです。本物のボタンを使ったリメイク品であっても、販売方法や表示、広告の仕方によっては、商標権侵害や不正競争といった問題に発展する可能性があります。
ココマークはシャネルが商標として保護しているデザインであり、流通の場面では「本物か偽物か」だけでなく「合法か違法か」という視点も欠かせません。
加えて、ボタン単体は真贋を証明する手段が極めて限られている点も大きな要因です。バッグや一部のレザーグッズには、ギャランティーカードやシリアルシール、近年のバッグやチェーンウォレットの一部では金属プレートやICチップ式の管理が採用されているとされています。
一方で、ボタン単体にはこうした個体識別情報や付属品が基本的にありません。来歴を示す書類もないため専門家でも断定的な鑑定が難しく、中古店でも買取を慎重に判断するケースがあります。
こうした構造が、偽物やリメイク品が紛れ込みやすい市場を生み出しているのです。
シャネルのボタンの偽物の見分け方で確認したいポイントを5つ解説

シャネルのボタンの真贋を判断するには、複数の要素を総合的に観察することが重要です。
ここでは、刻印・ボタン穴・ロゴ・素材・重さといった5つの観点から、本物と偽物を見分ける代表的なポイントを解説します。
それぞれの特徴を理解しておけば、購入時の判断材料として役立つはずです。
裏面の刻印
ボタンの裏面に刻まれた「CHANEL」の刻印は、真贋を判断するうえで客観的な手がかりとなる要素のひとつです。
シャネルが使用する独自のフォントには代表的な特徴があり、本物は「A」の先端が鋭く尖らずに平らに仕上げられている点が挙げられます。
「E」は中央の横線がほかの2本よりもやや短く、「H」の横線は中央ではなくやや上寄りに配置されているのが代表的な特徴です。
偽物の場合、これらのフォント特有のクセが再現されておらず、一般的なゴシック体やセリフ体に近い形状になっていることが多く見られます。
文字全体が均等で整いすぎている、線の太さに違和感がある、刻印が浅くて滑らかさに欠けるといった印象を受けた場合は注意が必要です。
ただし、製造年代によってフォントの細部に個体差がある点も理解しておきたいところです。刻印だけで真贋を確定するのは難しいため、あくまでも判断材料のひとつとして総合的に観察しましょう。
ボタン穴
ボタンの裏側にある「シャンク」と呼ばれる金具部分の作りも、真贋を見極めるうえで欠かせないポイントです。
本物のシャネルのボタンは、シャンクとボタン本体の接合部分が丁寧に仕上げられており、接着剤の跡や粗い溶接痕がほとんど見られません。
穴の内部までしっかりと研磨されており、糸を通したときに引っかかりが生じない滑らかさが保たれています。
これに対して偽物の場合、シャンクの接合部に金属のバリが残っていたり、明らかな接着剤の塊が見えたりすることがあります。穴の縁が荒く、表面処理が雑で、全体的に仕上げの精度が低いと感じたら、偽物の可能性を疑う判断材料になります。
細部の作りを確認する際は、肉眼だけでは見落としやすい部分も多いため、ルーペや拡大鏡を使って観察することをおすすめします。
シャネルは本来、洋服に付ける小さなパーツであっても妥協のない仕上げを施しています。その姿勢が裏面の細部にまで表れているかどうかが、本物と偽物を分ける重要な分岐点になります。
シャネルのロゴ
シャネルを象徴するココマークには、多くの本物に見られる基本的なデザインルールがあります。
基本形では、2つの「C」が交差する形状において、上部の交差は右側のCが上にくるように、下部の交差は左側のCが上にくるように配置されているものが多く見られます。
ただし、ヴィンテージ品の中には「逆ココマーク」と呼ばれる仕様も存在するため、年代や仕様による例外がある点も押さえておきたいポイントです。
この交差ルールが仕様と整合しているかどうかは、真贋を見極めるうえで重要なチェックポイントのひとつといえます。
偽物の場合、この交差に不自然さがあったり、上下とも同じ向きで重なっていたりすることがあります。ココマーク全体が平面的でメリハリがなく、Cの曲線美に欠ける、線の太さが不均一であるといった違和感も、偽物に多く見られる特徴です。
本物のココマークは、立体感のある曲線で構成されており、Cの太さや角度にバランスが感じられます。
ロゴはシャネルというブランドを最も象徴する部分だからこそ、製造工程でも特に丁寧な仕上げが施されています。少しでも違和感を覚えた場合は、慎重に判断する姿勢を持ちたいところです。
素材の質感
シャネルのボタンに使われている素材は、見た目以上にこだわって作られています。
本物はモデルや年代に応じて金属・樹脂・貝・ガラスなど多様な素材が使われ、素材に合わせた丁寧な仕上げが施されています。
適切に扱われたものでは、長年の使用でも美しい風合いが残っている場合があります。ヴィンテージのボタンになると、独特の経年変化が現れ、深い味わいのある表情を見せてくれることも魅力です。
一方、偽物に多く見られるのは、表面が不自然にギラついている、あるいは部分的に剥がれや気泡、ムラが生じているといった特徴です。
素材に合わない不自然な光沢や、安価な素材特有の浅い質感で、触れたときの質感や重みにも違和感を覚えることが少なくありません。
ただし、素材の質感は写真だけでは判別が難しい部分でもあります。
オンラインで購入を検討する場合は、出品者に追加の写真や動画を依頼する、あるいは可能な限り実物を確認できる店舗で購入することをおすすめします。質感の見極めは経験を要する領域でもあります。
重さや厚み
本物のシャネルのボタンは、素材やサイズに応じた自然な重量感があります。
金属・樹脂・貝・ガラスなど、モデルや年代に応じた素材を使用しているため、素材に見合った重さや質感を感じられる作りになっています。
厚みもしっかりと確保されており、側面から見たときのフォルムが整っているのも本物に多く見られる特徴です。
偽物の場合、素材に対して不自然に軽かったり、表面処理が粗かったり、見た目に対して質感が伴わなかったりすることが多く見られます。
手に取ったときに「思ったより軽い」「ペラペラとした安っぽさを感じる」といった印象を受けたら、偽物の可能性を疑う判断材料になります。
本物のシャネルのボタンは、素材やサイズに応じた質感と仕上げを備えているため、複数の本物を手にする経験を重ねることで判断力が養われます。
側面の仕上げ精度も合わせて確認すると、より精度の高い見極めにつながります。重さと厚みは、実物を手にしたときにこそ真価を発揮する判断材料です。
シャネルのボタンが偽物か本物か迷ったときの対処法は?

シャネルのボタンを購入する際に「本物かどうか確信が持てない」と感じることは少なくありません。
ここでは、真贋に迷ったときに取るべき具体的な対処法を3つの観点から解説します。後悔のない買い物をするために、ぜひ参考にしてみてください。
本物か判別できない場合は購入を避ける
シャネルのボタンの真贋に少しでも疑問を感じた場合、最も賢明な選択は「購入を見送る」という判断です。
近年は「スーパーコピー」と呼ばれる極めて精巧な偽物も流通しており、写真や説明文だけでは本物と見分けがつかないケースも見られます。
ボタン単体には付属品やシリアル情報がなく、購入後に真贋を確かめる手段が限られている点も、判断を難しくする要因のひとつです。
「相場よりも明らかに安い」「出品者が真贋について明言していない」「写真の解像度が低く細部が確認できない」といった条件が揃った商品は、特に慎重な判断が必要です。
価格の安さや希少性に惹かれて衝動的に購入してしまうと、後になって偽物だと判明し、金銭的にも精神的にも大きな損失を被るケースが見られます。
「迷ったら買わない」という姿勢こそが、偽物被害を防ぐ最大の防衛策です。
本当に欲しいアイテムであれば、信頼できる販売店で真贋確認が行われた商品を待つほうが、長い目で見て満足度の高い買い物につながります。
フリマアプリなど個人間取引はできるだけ避ける
個人間で売買が行われるフリマアプリやオークションサイトは、シャネルのボタンを購入する場としては慎重さが求められます。
警察庁でもオークション詐欺やフリマサイト詐欺への注意喚起が行われており、出品者の多くは一般の方であるため、真贋鑑定の専門知識を持たないまま「本物」として出品しているケースも珍しくありません。
仮に出品者に悪意がなくても、知らずに偽物を売ってしまうという事態は十分に起こり得ます。
個人間取引の最大のリスクは、購入後にトラブルが起きた際の対応が難しい点です。「偽物だった」と気づいても、返品交渉に応じてもらえない、連絡が取れなくなる、運営側の補償対象外となるなど、解決が困難なケースも見られます。
写真と実物が異なる、説明と状態が違うといったトラブルも報告されています。
シャネルのような高額ブランド品を購入する際は、コスト面で多少の差があっても、専門知識を持つ販売店から購入するほうがリスクを大幅に減らせます。
安心して取引できる環境を選ぶことが、長期的に見て満足のいく買い物につながる近道です。
信頼できる販売店や専門店を選ぶ
シャネルのボタンや関連アイテムを安心して購入するなら、専門知識を持つスタッフが在籍する信頼できる販売店を選ぶことが確実な方法のひとつです。
ブランド品の取り扱い経験が豊富な専門店では、熟練のバイヤーが商品を一つひとつ検品し、真贋を慎重に確認したうえで販売しています。
法人運営で実店舗を構えている店舗であれば、購入後のサポート体制も整っており、万が一のトラブルにも対応してもらいやすい安心感があります。
販売店を選ぶ際のポイントとしては、長年の運営実績があること、ブランド品専門の鑑定スタッフが在籍していること、品質管理体制が整っていることなどが挙げられます。公式サイトで会社情報や鑑定体制が明示されていれば、信頼性を判断する大きな材料になります。
オンラインショップであっても、実店舗と同じ品質基準で検品されているかどうかを確認しておくと安心です。
シャネルのアイテムは決して安い買い物ではないからこそ、購入先の選定には時間をかける価値があります。信頼できる専門店との出会いが、ブランド品との長く豊かな付き合いを支えてくれます。
シャネルのボタンの偽物を購入しないためにおすすめのお店は?

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シャネルのアイテムを安心して購入したい方におすすめなのが、1979年創業の「ギャラリーレア」です。
長年の運営実績と豊富な取り扱い経験を持つ専門スタッフが、入荷したすべての商品をチェックしています。
バッグや財布、アクセサリー、アパレル、時計まで幅広いシャネルアイテムを取り揃えており、状態の良い中古品から希少なヴィンテージまで多彩なラインナップが魅力です。
ギャラリーレアは、不正商品の流入防止と排除を目的とする日本流通自主管理協会(AACD)の加盟企業として、独自基準に基づく真贋・品質確認を行っています。
単体パーツであるボタンとは異なり、付属品やシリアル情報などを確認できる場合がある完成品のアイテムを中心に取り扱っているため、出所を確認しやすい商品を選びやすい点が大きな安心材料です。
オンラインショップでは商品の状態や付属品の有無を詳細な写真付きで確認でき、購入前に気になる点を相談することも可能です。
シャネルの世界観を本当の意味で楽しみたいなら、出所が不明な単体パーツよりも、信頼できる専門店で真贋確認が行われた完成品のアイテムを選ぶことが、長期的な満足と資産価値の維持につながります。
憧れのシャネルアイテムをお得に、そして安心して手に入れたい方は、ぜひギャラリーレアのECサイトをご覧ください。
シャネルのボタンの偽物の見分け方についてまとめ
まとめ
- シャネルのボタンの真贋は刻印・ボタン穴・ココマーク・素材・重さの5つの観点から総合的に判断する
- 本物のボタンを使ったリメイク品でも、販売方法や表示によっては商標権侵害などの問題に発展する可能性がある
- ボタン単体は付属品やシリアル情報がなく、専門家でも断定が難しい領域である
- 個人間取引はリスクが高いため、信頼できる専門店で真贋確認が行われた商品を選ぶことが安心につながる
今回は、シャネルのボタンの偽物の見分け方について、5つのチェックポイントと迷ったときの対処法を解説しました。
裏面の刻印、ボタン穴の作り、ココマークの交差ルール、素材の質感、重さや厚みといった要素を総合的に観察することで、真贋判断の精度を高めることができます。
ただし、ボタン単体は付属品やシリアル情報がなく、専門家でも断定が難しい領域であることを理解しておく必要があります。
偽物の問題だけでなく、本物のボタンを使ったリメイク品であっても、販売方法や表示、広告の仕方によっては商標権侵害や不正競争といった問題に発展する可能性がある点も見落とせません。
「本物か偽物か」だけでなく「合法か違法か」という視点を持ち、購入先や流通経路を慎重に見極める姿勢が求められます。個人間取引には大きなリスクが伴うため、信頼できる専門店で真贋確認が行われた商品を選ぶことが、安心につながる選択といえるでしょう。
私たちギャラリーレアでは、AACD加盟企業として独自基準に基づく真贋・品質確認を行いながら、シャネルのアイテムを豊富に取り揃えています。
シャネルのアイテムを安心して長く愛用したい方は、ぜひギャラリーレアのシャネル製品一覧をご覧ください。
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