近年、注目を集めているチューダーの腕時計シリーズのなかでも、ひときわ華やかな印象を放つのが「ロイヤル」です。洗練されたデザイン性と優れた機能性を兼ね備えており、一度は手に取ってみたいと考える方も多いでしょう。一方で、ネット上には「ロイヤルはダサいのでは？」といった声も見られます。
そこで今回は、チューダーのロイヤルが本当にダサいのかどうかを徹底検証し、魅力やおすすめの選び方などを解説します。
ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で常務執行役員として勤務。高級時計、宝石の査定を得意とし、業界で15年以上の豊富な経験を持つ。
現在は「お客様にとっての特別な企業になる」という信念と共に、国内11の店舗を統括している。
目次
チューダーのロイヤルはどんな時計？
チューダーのロイヤルは、2020年に改めてラインナップとして追加された比較的新しいコレクションです。高級感あるステンレススチールやスチール×ゴールドのコンビ素材で構成されたケースとブレスレットが特徴で、クラシックなムードとスポーティさを絶妙に融合させています。
とりわけ文字盤にはサンレイ仕上げが施され、光の角度によって美しい表情を見せる点が多くの支持を集める要因です。サイズ展開は多彩であり、ダイヤルカラーやローマ数字インデックス、ダイヤモンドインデックスなどバリエーションも豊富です。
また、防水性能や耐久性に優れているのも魅力の一つです。一般的な日常使用はもちろん、スポーツシーンでも活躍できる堅牢性を備えているため、オンからオフまで幅広く使いやすいでしょう。加えて、比較的入手しやすい価格帯が多く設定されており、初めての高級機械式時計として選ぶにも適しています。
男性的な力強さと上質感、そして女性が身につけてもエレガントに映るシルエットが、チューダーのロイヤルの魅力を際立たせています。
チューダーのロイヤルがダサいと言われるのは本当？実際の口コミ評判から検証
チューダー ロイヤルまた購入しちゃいました。笑
8ポイントダイヤが日本でもラインナップに追加になったようでこちらに💎
サーモンピンクダイヤル（サンレイっぽい？）いいですね。 pic.twitter.com/pDEHaiQf60
— ぽっこ (@pocco_auc) June 22, 2023
最近一番使用率の高い腕時計
チューダー ロイヤルの38mmチューダーのラインナップ中では最廉価(購入時35万)ですけど、精度が高くて日差は約+2秒
装着感も良いです。 pic.twitter.com/2B4RJagaGo— 天下求我大義 (@tissot19700904) September 10, 2024
チューダー ロイヤル
高コスパで気に入った😍 pic.twitter.com/iVqPB6k4t9— おくまる🎣𝑻𝒆𝒂𝒎 𝑮𝒓𝒂𝒏𝒅𝒆 (@samusamu1218) April 4, 2025
上記の投稿から見ても、「ダイヤモンドインデックスが新たに登場した」「高い精度と装着感の良さが魅力」「価格に対してデザインや機能が優れている」といったポジティブな声が多数を占めていることが分かります。高コスパであるうえに、カラーバリエーションも豊富で飽きがきにくいのは大きな強みです。
また、男性用・女性用と性別を問わず選べるサイズ展開も多くのユーザーにとって魅力的な要素となっています。一方、実物を見たときの印象に好みが分かれるケースもあるようですが、それはどの時計ブランドにも言えること。SNS上でも「嫌い」「ダサい」という直接的なネガティブ意見は少なく、むしろ実用性や意外な高級感を評価するコメントが多く見られました。
チューダーのロイヤルがダサいと言われるのはなぜ？理由は？
ここでは、ネットで「ダサい」といわれる要因として挙げられる主な理由を確認しておきましょう。仮にそうした印象を受けた場合でも、実際に手にとってみたり、サイズやモデルを変えてみたりすることでイメージが一変する可能性もあります。
まずは、どういった理由からダサいと指摘されるのかを知っておくと、自分に合うモデルを選ぶときの参考になるでしょう。
ベゼルのデザインが古い印象を与えることがあるから
チューダーのロイヤルでは、ベゼル部分に独特のギザギザとした装飾が施されたモデルがあります。このギザギザを「フルーテッドベゼル」と呼び、ロレックスのデイトジャストなどでも採用されてきた伝統的な意匠です。一方で「昭和っぽい」や「レトロすぎる」という意見が一部で見られ、そこから古臭い＝ダサいという印象につながるケースもあるようです。
しかし、このフルーテッドベゼルこそがクラシカルな雰囲気を表現する大きなポイントでもあり、エレガントさを際立たせる役割を果たしています。むしろ時計の王道スタイルとして根強いファンも多いため、真逆に「クラシックで上品だ」と好意的に捉えるユーザーも少なくありません。デザイン面の好みは人それぞれですので、実際に腕に乗せてみて違和感がないかどうかをチェックするのが賢明でしょう。
デザインの主張がやや強めだから
チューダーのロイヤルは、ブレスレット一体型のデザインが特徴的で、文字盤やブレスにも大胆なラインがあしらわれています。
さらにローマ数字インデックスを採用しているモデルは、数字表記そのものが存在感を放ち、華美に映ることも。そのため「もう少しシンプルな方がよい」という方にとっては、少々主張しすぎるデザインに感じられるかもしれません。
ただ、そこがロイヤルの大きな魅力でもあります。あえて目立ちやすい要素を活かしてコーディネートのアクセントにするなど、ファッション全体のバランスを工夫すれば「ダサい」どころか「存在感あるオシャレな時計」という印象になることも多いです。
また、インデックスやカラー、サイズによって主張の度合いが変わってくるため、落ち着いた色合いを選ぶことで程よい上品さを演出できます。
一部のモデルで少し安っぽさを感じるから
チューダーのロイヤルは、価格帯が比較的手に取りやすいこともあり、「高級時計にしては安価だからこそ質感が劣るのでは？」と先入観を抱かれる場合があります。
特にステンレススチールの光沢やブレスレットの作りを間近で見ると、ピカピカとした質感から「チープだ」という声がごく一部で上がることも。しかし実際には時計の仕上げやパーツ精度は高く、ダイヤモンドインデックスモデルなどはラグジュアリー感も十分です。
カジュアルな装いをメインとする方には、無垢素材のシルバー色が明るすぎると感じられる場合もありますが、その場合はゴールドやコンビモデル、あるいは文字盤のトーンが落ち着いたカラーを選ぶのが一つの方法です。着用シーンやファッションスタイルによって「安っぽく」映るかどうかは変わるため、実際にさまざまなモデルを試してみることで最適な一本が見つかりやすくなるでしょう。
チューダーのロイヤルはダサくない！おすすめの選び方を３つ紹介
チューダーのロイヤルは一部で「ダサい」という声がある一方、洗練されたデザインや高い実用性で支持を獲得しているのも事実です。
ここからは、どう選べば自分らしく使える一本になるのか、そのポイントを3つご紹介します。以下のコツを押さえれば、チューダーのロイヤルを最大限に活かせるはずです。
チューダーのロイヤルの選び方１．サイズ感や文字盤カラーで印象を変える
ロイヤルには36mm、38mm、41mmなど複数のサイズが用意されており、腕周りやファッションに合わせて選択できます。サイズが大きいほど存在感が強まるため、ビジネスシーンなどで派手さを抑えたい方はやや小ぶりなケース直径を選択するとよいでしょう。逆にカジュアルな場面でコーディネートのアクセントにしたい場合は大きめサイズが映えます。
また、文字盤カラーを変えるだけで時計全体のイメージが大きく変わる点も見逃せません。ホワイトやシルバーは清潔感とシャープさ、ブラックはシックな印象、サーモンピンクやブルーはおしゃれな雰囲気を演出します。自分のワードローブや好みに合ったカラーを取り入れることで、「ダサい」という印象から遠ざかり、より洗練された腕元に仕上げられるでしょう。
チューダーのロイヤルの選び方２．インデックスのデザインやダイヤモンド有無を検討する
チューダーのロイヤルは、インデックスにローマ数字を使ったモデルだけでなく、アラビア数字やダイヤをセッティングしたものなど、豊富なバリエーションが展開されています。特にダイヤインデックスを採用したモデルはゴージャスな雰囲気が漂い、フォーマルなシーンにもマッチしやすいのが特徴です。
一方、ローマ数字インデックスはクラシカルで落ち着いた印象を与えます。華美な印象を控えたい方にはこちらがおすすめです。さらに時分秒針やベゼルデザインの組み合わせにもバリエーションがあり、細かなパーツごとのテイスト違いを楽しめます。ダイヤモンドインデックスを選ぶかどうかは、予算や着用シーンに応じて検討すると、より満足度の高いモデルに出会える可能性が高まります。
チューダーのロイヤルの選び方３．素材の違いに注目してみる
素材面ではステンレススチール（SS）を中心に、ゴールドとのコンビモデルや全面ゴールド調のモデルなどが存在します。ステンレススチールは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、扱いやすさも抜群です。一方でゴールドカラーのモデルは華やかさが一段と増し、ひと目で高級感を印象づけられます。
ビジネスで使用する場合は、スーツとの相性を踏まえてコンビモデルを検討するのもおすすめです。ゴールドの過度な主張を抑えつつ、上品なアクセントとしてのゴールドの艶を楽しめます。素材選びを慎重に行うことで、安っぽいと感じさせない洗練さや気品が際立ち、「ダサい」といわれるリスクを回避できるでしょう。
チューダーのロイヤルを購入するのにおすすめの購入方法は？
チューダーのロイヤルを購入する際には、安心して正規品を手に入れられる販売店を選ぶことが重要です。まず新品が欲しい方は、正規代理店へ足を運ぶ方法がありますが、希望のモデルやカラーが見つかりにくかったり、納期が読めなかったりする場合もあります。
一方で、状態の良い中古品であれば定価よりお得に購入できる可能性も高く、人気モデルでも比較的手に入れやすいというメリットが存在します。
ただし、中古の時計を購入する場合は「本当に正規品なのか」が最大のポイント。フリマアプリなどで個人から購入すると、真贋判定が不十分なケースも見受けられます。
そこでおすすめなのが、1979年創業の老舗ブランドリユースショップ「ギャラリーレア」です。ギャラリーレアでは高級時計の専門知識を備えたスタッフが複数回の真贋チェックを行っており、正規品を安心して手に取ることができます。欲しいモデルを見つけたら、ギャラリーレアの公式サイトや店舗でこまめに在庫をチェックしてみてください。
チューダーのロイヤルはダサいのかについてまとめ
まとめ
- チューダーのロイヤルは、クラシックとスポーティさを融合したデザインと高い実用性、豊富なバリエーションが魅力の腕時計。
- 一部で「ダサい」と言われる理由は、ベゼルのデザインや主張の強さなどですが、SNSではコスパや高級感を評価する声が多く見られる。
- サイズ感や文字盤カラー、インデックスの種類、素材を選ぶことで、「ダサい」という印象を避け、自分好みのスタイルに合わせられる。
- 結論として、チューダーのロイヤルは選び方次第で非常に魅力的であり、コストパフォーマンスに優れた満足度の高い時計といえます。信頼できる販売店での購入がおすすめ。
チューダーのロイヤルは、高い機能性や多彩なデザインバリエーションを誇りながら、比較的リーズナブルな価格帯を実現している点が大きな魅力です。
一部で「ダサい」と言われる理由は、ベゼルのデザインがレトロに感じられたり、華やかなブレスレット一体型が派手に映ったりする場合があるためですが、実際には装着シーンやカラー選びでまったく異なる印象を楽しめます。
SNSの口コミを見ても、精度の高さや高級感、コストパフォーマンスを評価するポジティブな声が多く、満足度の高い時計であることがうかがえます。
もし「チューダーのロイヤルを試してみたいけれど、どのモデルが良いか悩んでいる」という場合は、サイズや素材、インデックスのデザインなどをしっかり比較検討すると失敗を防げるでしょう。
購入先としては新品・中古の両方を視野に入れられるギャラリーレアの利用がおすすめです。高精度かつ見た目も洗練されたチューダーのロイヤルを、ぜひ腕元で堪能してみてください。
■関連商品はこちら！
タイムゾーン店舗＆オンラインストアご案内
 |
 |
