バーキンやケリーが代表的なバッグとして知られているエルメス。しかし、実はバーキンやケリーよりもさらに昔から販売されているバッグとして、ボリードが挙げられます。今回は、そんなエルメスのボリードについて、どういったバッグなのかとともに、人気のサイズや定価などを詳しく解説していきます。
また、エルメスのボリードの最近の値上げ状況やボリード1923との違い・お得に手に入れる方法なども併せて詳しく解説しているので、ボリードの購入を検討しているという方はもちろん、ボリードを初めて知ったという方もぜひ最後までチェックしてみてください。

ブランド買取販売店「ギャラリーレア」で青山表参道店の店長として勤務。高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶ表参道エリアにおいて、お客様の立場に寄り添った丁寧なヒアリング接客を武器に活躍。日・英・仏の3か国語を操り、国内だけではなく海外のお客様からの信頼も厚い。
目次
ボリードはどんなバッグ?名前の由来は?

エルメスといえば、バーキンやケリーを思い浮かべる方が多い傾向にあり、知名度も高いですが、実はエルメスの歴史でいうと、ボリードの方が販売年数が長く、1920年頃の発売以来、100年近くにも渡り愛され続けているバッグだと言えます。
そんなボリードですが、発売当時はボリードというバッグ名ではなく、フランス自動車メーカーと同じであるブガッティという名前が付けられていました。これは、ブガッティで取り扱われている車に使う部品の形状とバッグのフォルムが似ていたからだと言われており、その後1923年に正式にボリードという名前で販売されるようになったのです。
また、ボリードは、バッグ業界で初めてファスナーが取り付けられたバッグとしても知られています。これは100年前の当時としては、非常に画期的かつ最新のアイデアとして話題になり、特許も取得されています。
【2024年最新】ボリードの参考定価を人気サイズ別に解説
それでは実際に、ボリードの参考定価を確認していきましょう。今回は、人気のサイズ別、ボリード別にどういった特徴があるのかも含めて詳しくご紹介していきます。
1.ボリード27
ボリードの中でも特に人気サイズであるボリード27。サイズは、横幅27㎝×高さ19.5㎝×マチ幅9.5㎝です。コンパクトな見た目である一方、収納力もしっかりとあり、スマホやお財布・キーケースなどの必要最低限の荷物に加え、ハンドタオルやA5サイズの手帳・文庫本なども入れることができるサイズ感となっています。
そのため、近所への普段使い用としてや、ちょっと遠出のお出かけ時の利用はもちろん、仕事や旅行時のサブバックとして使うのにもおすすめです。
ただし、ボリード27はその使い勝手の良さやサイズ感のバランスの良さから、特に人気であるため、他のボリードと比較して流通数が少なくなっています。もしも気になるボリード27があるのであれば、なるべく早く購入しておくのが良いでしょう。
2.ボリード31
普段使いの中でも、ビジネスシーンからカジュアルなシーンまで幅広く使いやすいのがボリード31です。サイズは、横幅31㎝×高さ23㎝×マチ幅14㎝となっており、大きすぎず、かといって小さすぎもしない絶妙なサイズ感が人気となっています。
また、ボリード27よりも全体的に大きめなので、A4サイズの書類はもちろん、タブレットもしっかり収納でき、よりビジネスシーンに使いやすい仕様になっていると言えるでしょう。もちろん、普段使い時も余裕を持って荷物を入れられるので、バッテリーやポーチなども問題なく持ち運ぶことが可能です。
ちなみに、ボリード31は、ボリードの中でもちょうど真ん中あたりのサイズ感となっていて、ボリードの定番サイズだと言われているので、初めてボリードを購入するという方でも選びやすいと言えます。
3.ボリード35
ボリードの中でも大きめサイズに分類されるのがボリード35です。A4サイズのファイルやタブレットはもちろん、コンパクトサイズのPCもすっぽり入ってくれるサイズ感なので、ビジネスシーンに活躍してくれるバッグとなっています。
また、ボリードはショルダーストラップが付属していることもあり、ショルダーバッグとしても使えるので、タブレット・PCを入れて持ち運ぶ際も、なるべくストレスや負担をかけずに持ち運べるという魅力が挙げられるでしょう。
加えて、ボリード35はバッグサイズが大きめであることから、バッグデザインのファッションコーディネートへの影響が大きいと言えます。そのため、よく着るファッションコーディネートのテイストに合わせやすいバッグデザインのものを選ぶのがおすすめです。
4.ボリード1923 ミニ
ボリード1923 ミニは、横幅15cm×高さ12㎝×と、ボリードの中で最もコンパクトなサイズとなっており、リップやコインケースなどが入れられる程度のポシェット感覚で使えるバッグとなっています。
そのコンパクトさから、シンプルながらもどこか可愛らしさを感じられる仕様になっており、ファッションのアクセントとして取り入れることができるのも、このボリード1923 ミニの特徴だと言えます。
また、アクセントとして取り入れられるということから、シンプルなコーディネートに、赤やイエロー・ピンクなどのカラフルなカラーのボリード1923 ミニを組み合わせてもおしゃれに楽しむことができるでしょう。
そして、何よりボリード1923 ミニは保管する際に場所を取らないというメリットがあります。サイズ感的に見せる収納として飾るのもおすすめです。
5.ボリード1923 25
ボリード1923 25は、ボリード27と同じく人気のサイズの1つで、横幅25cm×高さ20cm×マチ幅10cmとなっています。ボリード27よりもコンパクトでありながらも、ボリード1923ミニよりも大きいので、ミニ財布やスマホ・キーケースなど、ある程度の荷物を入れられてなおかつ、コンパクトなバッグを選びたいという方に特におすすめです。
また、このボリード1923 25は、ボリード内でコンパクトなサイズに分類されますが、丸みを帯びたフォルムの形状が特に綺麗に見られるバッグとして注目されています。
また、肩がけでさっと準備して持ち出せるバッグなので、コンビニなどの近所へのお出かけ時や旅行先での持ち歩き用バッグとしても使い勝手が良いと言えるでしょう。
6.ボリード1923 30
ボリード1923 30は、ノーマルのボリード31とほぼ変わらない、横幅30㎝×高さ24㎝×マチ幅12cmというサイズになっており、ボリード1923シリーズの中でも、このボリード1923 30がちょうどブガッティの復刻サイズだとされています。
また、ボリード1923 30は、他のボリードとは異なり、ショルダーストラップが付属していないため、シンプルにハンドバッグとして使うことが可能です。そしてさらに、ファスナーに南京錠が取り付けられている仕様になっているので、しっかりロックがかけられる分、防犯性が高いと言えます。
ボリード1923 30は、ボリード発売当時のデザインを楽しみたい方や普段使いしやすいサイズのバッグを探している方・シンプルなデザインのバッグを探している方に特におすすめです。
ボリードとボリード1923の違いとは?

ボリードには、ノーマルのボリードとボリード1923の2種類あります。一目で分かる違いとしては、まずバッグのフロント部分にある楕円型のプレートです。このプレートはマカロンと呼ばれており、ノーマルのボリードの方にのみ取り付けられています。
次にこちらもバッグフロント部分になりますが、ステッチが入っているかいないかの違いとなります。ステッチがある方がボリード、入っていない方がボリード1923です。この2点を踏まえるとボリード1923の方がボリードよりもかなりシンプルなデザインになっていると言えるでしょう。
また、機能面の違いで挙げられるのは、ハンドルの長さとファスナーの深さです。まずハンドルですが、ボリードの方がボリード1923より長いという違いが挙げられます。そして、ファスナーですが、ボリードの方が浅く、ボリード1923の方が深くなっているという違いが挙げられるでしょう。
機能面に関しては、荷物の出し入れのしやすさや持ちやすさに違いが出るので、使用シーンや好みで選ぶのがおすすめです。
ボリードは定価の上昇が続いている?最近の状況はどう?

ボリードの定価は年々上昇傾向にありますが、ここ最近の状況がどうなっているかというと、2023年1月時点の価格改定で前年より約12%の値上げ、2024年2月時点の価格改定で、前年より約17%の値上げとなっています。
2022年の価格改定時は約2%の値上げだったにも関わらず、2023年以降、値上げ幅がかなり大きくなっている状況が分かるかと思います。ではなぜ、このように値上げ幅が急に大きくなってしまったのかというと、世界的な物価高による影響が大きいからです。中でも特に燃料費の高騰や物流コストの上昇・円安といった状況が大きく反映されていると言えるでしょう。
また、ボリードは、今後も継続的に値上げが続く見込みなので、基本的には現時点での価格が最安値価格だとされています。そのため、実際に購入できる見通しが経てば、なるべく早く入手するのがおすすめです。
定価が値上がりしているボリードをお得に手にいれる方法はある?

もちろん正規店の場合は必ず定価での販売となるので、例え限定品や人気商品であったとしても、上乗せされた価格で購入することにはなりません。しかし、定価自体がどんどん上がっているので、定価での購入自体が難しいと感じる方も多くなってきているのが現状です。
一方、中古専門店であれば、定価よりお得に購入できる可能性があるうえに、状態も数回程度使用しただけの新品同様のものや未使用品も取り扱われています。また、すでに販売が終了してしまっているボリードの取り扱いもあるという魅力があります。
中でも特にギャラリーレアがおすすめで、ギャラリーレアでは、種類豊富にボリードが取り揃えられているうえに、お得なキャンぺーンが随時開催されています。このキャンペーンを利用することで、さらにお得にボリードを購入できるようになっているため、気になる方は1度ギャラリーレアをチェックしてみてください。
ボリードの定価についてまとめ
まとめ
- ボリードは100年近く愛され続けている歴史あるバッグ
- ボリードで特に人気のサイズは25・27
- ボリードは今後も値上げが継続的に行われる見込み
エルメスの人気バッグであるバーキンやケリーよりも前に販売されたボリード。初めてファスナー付きのバッグを販売したということで話題となり、100年近くにわたって愛されているという歴史があります。そんなボリードの定価について、今回は人気サイズ別に詳しくご紹介してきました。
複数展開しているボリードの中でも特に、ボリード27とボリード31が人気のサイズとなっており、また、年々定価が上昇していることから、気になるものを見つけた際は早めに購入するのが理想的だと言えるでしょう。
また、お得に購入するためには、中古専門店での購入もおすすめです。特にギャラリーレアでは、多数の綺麗なボリードが取り揃えられていることに加え、キャンペーンも豊富なのでよりお得に購入できます。ぜひ1度チェックしてみてください。
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