CHANEL シャネル
シャネルについて
1910年にパリのカンボン通りでオープンした帽子店が、『シャネル(CHANEL)』の始まりです。
その優雅で革新的なデザインの帽子はフランスの女優たちに愛され、創業者であるガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)の存在をフランス中に広めました。
1913年には、当時男性用肌着として使われていたジャージー素材を使ったスポーツウェアを発表。
さらに1921年には、シャネル初となる香水「オードゥ・パルファムNO.5」を発表しました。
香りはもちろんボトルデザインまでこだわり抜いたNO.5は、100年以上経った今でもたくさんの女性たちから愛され続けています。
1931年には、映画を通してシャネルのファッションをアピールするため、ハリウッド女優たちに衣装を提供しました。
こうしてシャネルはヨーロッパのみならず、世界中で知られるファッションブランドへ成長します。
しかし1939年に第二次世界大戦が勃発し日用品の購入もままならなくなり、シャネルは多くのブティックを閉店せざるをえなくなりました。
1944年にはスパイ容疑で逮捕されるなど不遇の時代を過ごしたガブリエルでしたが、1954年にようやくファッション業界へカムバックします。
ガブリエルは1971年に生涯を閉じるまで、世界的なファッションデザイナーとして精力的に活動を続けました。
ガブリエルの死後シャネルは一時的に低迷期を迎えますが、1983年にカール・ラガーフェルドがディレクターに就任すると少しずつ状況は改善。
新作のアイテムを次々と発表し、1990年代には日本でもシャネルの一大ブームを巻き起こしました。
創業当時からシャネルが信念として掲げているのが、「女性が自立し、美しく魅力的であること」。
革新的なファッションアイテムを数多く生み出してきたシャネルですが、なかでも1929年に発表されたマトラッセのチェーンショルダーバッグはシャネルを語るうえで欠かせません。
クラッチバッグやハンドバッグが当たり前だった当時、肩にかけて持ち歩くチェーンショルダーバッグを考案したのです。
コンパクトで上品なたたずまいと両手が自由に使える便利さは、パリの女性たちの間で話題となりました。
また、1956年に発表された「ツイード」もシャネルを代表するアイテムです。そのツイードで作られたスーツは、女性の体を無理に締めつけないようウエストがゆったり作られ、快適さをテーマにしています。
色や質感の違う糸を織り合わせて作られており、見た目が華やかでありながら着心地は抜群。
洗練されたシルエットで流行りにとらわれずに着られ、発表から半世紀以上経った今でも人気のアイテムです。
現代でも決して色褪せることなく、女性の個性や輝きを引き立てるシャネル。
自分へのご褒美として買うのはもちろん、大切な方へのプレゼントにもおすすめのブランドです。
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